2000年12月の月記帳


 20世紀最後の月。だからどーしたと言われても困るが。


2000/12/24
 Y氏から作品の感想を貰った。
 度々ありがとう。『電坑夫』は割と評判がよさげなので嬉しいなぁ。
 エネルギー量のcalやJってのは……かなり忘れてた。まあ原爆とかw表現するし――とか思って使ったんですけどね。面目ない。

 アニメ『ゾイド』終了。
 どうもブレードライガー(というかゾイド全般)のシールドは、エネルギーそのものを遮断する効果があるらしい。レールガンで打ち出したら人間一瞬でペシャンコだって。
 まあツッコミはともかく「ゾイドのある世界」の描き方が上手い作品だった。その点ではアニメ『ポケットモンスター』なんかも上手いが。
 さーて後番は――やっぱりゾイドだって。二番煎じにならなきゃいいけど。

 PS版『ガンパレード・マーチ』を買う。
 ――何でも出来る系ゲーム好きだな自分。
 学徒動員された学生たちが、小隊運営まで行って幻獣なる敵と戦う話。自分は一応人型兵器パイロット(戦車と表記されるので、混乱しがちだが)という位置づけだが、整備士から司令に至るまでどこに所属しても構わないし、仕事をしなくても構わない(戦闘員が自己鍛錬をあんまりサボってると死にかねんが)。
 まあそーゆーゲームで、今一周目をクリアしたところ。スタッフロールに声優名が出ていて「?」と思っていたら、二周目に声が付いた。
 戦闘も割と楽しいし、恋愛関係もそこそこだが(もっとも台詞を使い回している部分が随所見られたが)、問題は終盤。
 争奪戦(よーするに三角関係)発生し過ぎ……。ときメモのファーストプレイの比ではない爆弾処理に追われた。そもそも、普通に歩くだけでも仲良しキャラはまとわりついて来るし、会話に割り込んで来るし。
 必要なコマンドを教えて貰ったら、即ぶん殴って関係悪化でもさせるべきなのか? 天才技能で密会をフォローしてなかったらもっと起こってたのかねぇ。
 それに部署の配置が一度崩れ始めると、滅茶苦茶になって行くのも嫌すぎ。司令になっても配置変換がままならない辺りがさぁ。
 ともあれ、面白いのは確か。二周目は争奪戦の発生をとことん抑えなければ……。
 あ、そうそう、軍事色の強い話なので、その手のノリが嫌いな方は避けた方が無難。鷹が一杯飛んでます。

 今考えると、このタイプのゲームとして『どきどきポヤッチオ』のバランスは最高レベルに近いのだなぁ。イベントの多さもあるのだろうけど。



2000/12/18
 1000hit突破。ありがとうございます。1000hit目を踏んだのは、例によって私です。
 月記帳をあんまり更新してないなぁ等と思っていたら、トップの日付を更新し忘れていただけだった。このペースならアリ……かな?

 Y氏から作品の感想を貰った。
 いやあ、ありがとう。楽しんで貰えたみたいでよかった。割と「男」はずっと妙な奴な気がするんだが、いや口調かな――まあいずれにせよ、表現力不足か。失敬失敬。次作もよろしく。

 アニメ『デ・ジ・キャラット クリスマススペシャル』を観た。話の筋はあるやらないやらだが、ドタバタがやっぱり愉快。
 出始めの頃は「あざといなぁ、ゲーマーズ」等と思ってたんだが、すっかり定着した様で。実際アニメが割と面白いんだよなぁ。
 この違和感から入って馴染む流れは『セーラームーン』に通じるが、ひょっとしたらヤンキーの親切風、”ダメと思わせておいてそこそこのものを出すと名作に見える”作戦にはまっているのだろうか。
 ――お気付きの方も多いと思われるが、ぴよこのアレは口「から」バズーカではなかろう。口がバズーカとか、口からロケット弾ならともかく(もっとも実体弾が出ている様にも見えないが)。


○Q書房第十九回1000字で感想を頂きました。
百内亜津治様……いつも感想ありがとうございます。好みではありませんでしたか。割と凡庸なネタなんですけどね。次作にご期待下さい。



2000/12/12
 PS版『牧場物語 ハーベストムーン』プレイ中。
 しかし、まだ二年目の春とは、プレイ時間の長いゲームだ。一年約百二十ターンが三年で三百六十ターン。一日がまあ十五分掛かるとして、単純計算で九十時間――計算してうんざりしてきた。しかもバグ対策のために、毎日四ブロックのセーブをしなければやっていられない。これではプレイのテンポが悪すぎる。
 とりあえずこのゲームは休眠。他のゲームの合間にプレイする事に決定。理念は悪くないが、詰めが大甘ってとこだろうか。

 酒の量販店でウイスキー『座』を買う。新製品らしいが、マイナーチェンジを続けて絶えず新製品を名乗る酒もあるので、あんまりあてにはならない。
 千七百円ぐらいしたのだから当然といえば当然だが、膳やオールドよりずっと旨い。フルーティーな香りというか、ブランデー風というか口当たりがいい。オークっぽさはほとんど感じられないので、ちょっと物足りない向きもあろうが気楽に呑める酒であった。


○Q書房第十九回1000字で感想を頂きました。
太郎丸様……いつも感想ありがとうございます。気に入って頂けた――と取っていいですかね? 喰う描写までは書かぬが華でしょう。人間の死体だけど驚かないバージョンもあるんですけどね。

○新世紀小説バトル『電坑夫』に感想を頂きました。
朝野十字様……感想ありがとうございます。うーん、もう一歩の捻りは皆さんにも言われてますねぇ。定番の展開そのものは別に恥じる気はありませんが、それが読者さんの気になってしまうとなると話は別ですよね。多分、謎の少なさなんでしょうねぇ。精進します。


2000/12/7
 PS版『ウェルトオブ・イストリア』二周目クリア。予告通り、魔王を復活させた後に誅殺。どっかのシラカワさんみたいな事をやってしまった。
 やはり、なにがしかのギルドに所属していないと、あんまり話が進まないらしい。どうもイベント発生がレベルで切ってある風にも見えるし。三周目はどうしようか。

 同時進行で、PS版『牧場物語 ハーベストムーン』をプレイ。
 何とはなしに『どきどきポヤッチオ』に似ているが、牧場作業と村人とのコミュニケーションという二点が相反する要素になっている。ポヤが、パンの配達という仕事が村人との関係強化に繋がった点と好対照。
 そんなわけで、のどかな牧場生活なんてものではなく、時間に追われる毎日になっている。
 家畜の世話をして、野菜に水をやって、森から資材を切り出して、ついでに村人にも挨拶回り、と。
 現在二年目の春だが、牧場経営も軌道に乗って、料理大会に向けて食材を冷蔵庫にため込んでいる。バターの作り方を探り当てて、ちょっと嬉しいところ。
 ただ、PS2との相性か元々のバグか、ハングアップが異様に多い。一時間続ければ一回は起こる。面白そうだ、と思った方はせめて新しいロットを買うべき。ベスト版もそろそろ出るだろうし。

 アニメ版『ワンピース』で、ローグタウンのエピソードを引っ張っているが、アニメオリジナルの話はかなり浮いてしまっている。
 子連れのダディの話は特に。ダディの偉さを説明すんなって、ウソップ。
 それに、決闘から逃げたウソップは、賢明でこそあれ恥ずかしくなどない。むしろ、ダディの大人げなさ(というか腕にものを言わせた傲慢さ)のみが際だつ。あんなん、ナイフで人を脅かして喜ぶ中学生並だろう。
 原作の話運びの巧さを今更ながら感じる話だった。


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