月記帳


 今年を一文字で表すと「戦」。来年が別の文字になる保証もなく。



2001/12/31
 コミケに行って来ました。
 立ち寄って下さった方、買って下さった方、それとお隣さん、どうも有り難うございました。
 夏ほどではないものの、盛況でした。
 はっきりとうちのサークルと認識して来て下さった(と思しき)方もいらした様で、嬉しい限り。
 これはサークルカットにも力が入る――けど、あんまり入り過ぎると面白くなくなるんですよね。

 今年のコミケ、コスプレの流行は『テニスの王子様』だった。
 作品人気に加え、レギュラージャージと髪型だけでどうにかなる簡便さが受けている様子。順当と言えば順当。
 どうやっても上手く作りにくそうな『スクライド』のカズマとはえらい差である。
 しかし、コスプレ広場でカメラの人垣が出来るのは、やはり露出が多く、容貌の優れた女性だったりするわけだが、それではビーチの水着の姉ちゃんと変わらん。コスプレの意味がないだろうに。
 そんな中、男三人でありながらカメラの人垣を作らせていたあんたたちは偉い――三色ドラえもん。
 笑うとか感心するとかそういうコスプレがやっぱり記憶に残るものだ。

 うちのスペースは西館だったせいか、開始と同時に走り出す輩はいなかった。
 しかし、とんでもない行列が壁沿いに出来ていた。壁づたいに反対側の壁まで。
 なんかああいうのは、売る側も買う側も違う世界の人って気がしてしまう。
 ああまでして買いたい物があるというのは、幸せなのだろうなぁ。

 大晦日に大幅な更新。正月アップというのも惹かれるものがあるが、いかんせん回線の混雑が予想されるので、今のうちが良かろう。



2001/12/27
 PS2版『ときめきメモリアル3』を買う。
 トゥーンレンダリングとか言ったか、あの技術。ポリゴンをセルっぽく見せるヤツ。
 お陰でかなり動く。動く動く。多少不自然さはあるが、この分野では多分最高レベルに。
 でも、一緒に歩いているシーンはやはり『トゥルー・ラブストーリー』シリーズに一日の長がある。
 リアルとリアリティの違いみたいなものだろう。
 ただ、後ろ姿に存在感はある。立体で認識されているせいか、振り返るアクションがあるせいか。
 ゲーム内容そのものは、やっぱりときメモ。コマンドが増えてボリュームは上がっているが、爆弾処理は相変わらずだし――好感度確認は絶望的に難しくなっているが。



2001/12/17
 吉田氏から感想を貰った。実に有り難い。
ドーパー:
 隠せば悪質化、犯罪化していく可能性は高い。
 表舞台に出した方が健全な気がするものの一つと言える。
 そういう社会性はそれはそれとして、アニメ的というか、馬鹿な話を書いてみようと思ったんですね。
 これも書き溜めていたものの一本を6000字バトルのレギュレーションに合わせて書き直したものなんですがね。

 バイト中『翔べ国民』を想像。著作権的にアレなので小声でひっそり。
・燃え……あがれ国民
・まだ(ガルマの死に対する)怒りに……
・巨大な敵(連邦は物量ともに間違いなくでかい)を……
・正義(を当然掲げていた)の……ぶつけろ国民
・機動戦士(ザク)国民、国民
 ――ああ簡単。
 それで連想したが(多分腐る程言われていただろうが)あのテロって思い出すにつけ、コロニー落としのイメージ強いよなぁ……。



2001/12/14
 どうもここ数日接続が悪い。
 サーバが悪いのか、マシンが悪いのか、回線が悪いのか……。

 『RPGツクール3』でゲーム作成中。
 それなりに目鼻は付いてきているが、スイッチ(イベントのフラグになり得る変数)があれやこれやで大混乱。そもそも、500までしか使えないから分類がし難いのだ。町の人との会話に変化を持たせようとすると、それだけで結構使うのに。
 上手く出来たらコミケとかで……とも思うが、メディアがメモリカードでは無理だろうな。著作権的にも怪しいし。
 
 クラスターボムが、不発弾を大量に生み出し、戦後にも被害を出す「非人道兵器」として規制されそうだとか。
 それじゃあ、一つの不発弾も出ない位に極めて高性能な起爆装置を発明したら、ノーベル平和賞が貰えるかも知れないな。



2001/12/11
 PS版『ミスター・ドリラーG』プレイ中。
 エジプトステージ苦戦中。800メートル以降のエアの減り方早すぎ……。
 PS2版『ICO』ってなんか面白そうだなぁ。ラピュタっぽくて。
 ああいう感覚って「姫様を助けたい願望」を満たしてくれそうじゃなかろうか? 私だけ? 
 じきに買うかなぁ。
 そーいや、ときメモ3も出るんだな。絵柄がすさまじいけど、どう動くのかが見物だ。

 TVアニメ『学園戦記ムリョウ』終わる。
 うん、面白かった。
 めでたしめでたし。
 しかし最初から最後まで手堅い作りだったなぁ。
 TVアニメ『ココロ図書館』はどうも今ひとつ。
 全体に流れる「主人公甘やかし感」に違和感を感じる。
 登場キャラの誰もが主人公を好き、というのは『カードキャプターさくら』にも通じるモチーフなわけだが、発生する事件すらも甘い。
 もう少し、って感じなんだけど。

 映画『スペースカウボーイ』を観る。
 クリント・イーストウッド率いるかつて宇宙に行きそびれた宇宙飛行士たちが、人工衛星修理のために宇宙に行く話。
 ラスト近くの予定調和的不幸はともかく、好きなタイプの話という事もあって、面白かった。
 しかし宇宙ものは、『冷たい方程式』風なモチーフ(燃料や空気や物資が著しく限られた中で問題を解決するって事)が必ず出てくるなぁ。まあ現実でも、アポロ13の様な例もあったけど。



2001/12/4
 イスラエルがパレスチナ自治政府をテロ支援組織として攻撃。
 ここでもテロか。
 宗教、イデオロギー。排他的な正義ほど厄介なものはない。つーか、そんなの正義じゃない。美が伴っていない。

 PS版『ミスター・ドリラーG』を買う。
 早速ドリる。中毒性がやはり高そう。
 500メートルはクリア。コツがまだ掴めていない。
 使用キャラは――タイゾウに決まっている。我々の世代で他に何を選ぶというのか。

 五、六年使っていたペン先が錆び折れた。
 半年に一度か二度、同人誌の表紙を書く時位にしか使わなかった事を考えると、保った方なのか手入れが悪かったのか。
 ところで、一本は丸ペンだが、もう一本は何だったんだろう。スクールペンか? 取り立てて知識もなくバラ売りしてたヤツを買ったのでさっぱり分からん。
 今度はGペンを使ってみる予定。というか、もう買った。個人誌の表紙にでも使ってみよう。



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