月記帳


 相当忙しい時も、ゲームは別時間の法則



2003/7/31
 結構呑気にしていたら、月末締めの作品がやけに残ってえらい事になった。
 長編が絡むと、やはりペースが乱れる。
 でも、さっき全部片付けた。終わりよければ全て良し。

 PS2版『ヴィオラートのアトリエ』四周目、五周目。
 ブリギットエンディングを見よう、という事で、攻略サイトに載っている手段を使いつつ、ゆるゆるとプレイ。
 途中、三年目で店レベルを十一で止めておき、街エンド「カロッテランド」を見る。
 店の売り物は相当恣意的に偏らせないといけないわけか。
 で、四年目に突入し、フライボードなども入手出来たお陰で、つつがなくプレイは進み、残り一年ぐらい残してブリギットエンドの条件に達したので、後の一年は寝て過ごしましたとさ。
 でも、ブリギットエンディングだと、街エンド条件を遙かに越えた発展をさせているくせに、両親はヴィオを連れていこうとする。ひょっとして、これはブリギットの自作自演?
 この話の両親は、しかし、徹底した悪役だよなぁ。「Only You」における、恐怖の大王みたいなもんだ(分かりづらい例えをしないこと)。
 で、大体特殊っぽいエンディングは見たので、ヴィオはお休み。丸ひと月やってたし。
 丁度、ゲオの株主総会絡みで、五百円分の割引券も貰ったことだしてんで、『True Love Story Summer Days,and yet…』を買った。
 横文字で分かり難いけれど、要するに『トゥルー・ラブストーリー4』だ。
 一回目のプレイ。「おいおい自殺未遂者かよ」で、ちょっと退いた。そういう心にキズ系は嫌い。
 で二回目。デコッパチ狙い。
 ……姉がもの凄くやけに絡んでくるんですけど。
 あれか、今回のコンセプトは「ワガママなお姉さんは好きですか?」か。
 ごはーん、ごはーん、ごはーん。
 今まで妹、妹、双子の姉、と来ていたせいで気付かなかったが、「姉」ならではのシチュエーションは結構あるなぁ。
 妹ブーム(そうなの?)の現代に、これは新鮮だ。
 改良点らしきものは随所に見られ、面白い。
 初っ端から、ネタでなく告白してくるヒロイン(出合いパターンの一つのようだが)。
 下校時の誘いを断るとその後に「どうしてさっきの娘と帰らなかったの」、と出て来る別のキャラ。
 はずれキャラが出ても、そんなに嫌な気がしない会話レベルシステム&時間制限の排除。
 伝統と言える、口パクと声の整合性や、表情付けの上手さは変わらず。
 絵が変わったのは賛否あろうが、毎度キャラクタを一新しているのだから、むしろ正しい判断かも知れない。同じ絵師のキャラクタはどうしても似て来て、新鮮味がなくなるだろうし。
 今はこんなとこかなぁ。



2003/7/24
 PS2版『ヴィオラートのアトリエ』三周目クリア。
 ボスというボスを全てぶち倒したお陰で、エンディングは、伝説の爆弾娘への道。
 戦ってみて、一番手間が掛かった(リセットが多かった)のは、ナマズと船かなぁ。
 ナマズは、半端に臭いアイテムしか用意していなかったせいで、気絶の持続が短すぎ、改めて「強烈にクサイ」生きているナワを作る羽目になった。
 船は、テラフラムの製造に手間取った。結局破壊力+3、2、1を付けたブリッツスタッフ十本用意して、臨時雇用したアイゼルと一緒にぶっ放したら、制限ターン内に行けた。
 その後、ブリギットの肺病の告白までは聞いたものの、その先が起こらず、そのままエンディングへ。
 で、攻略サイトを見た結果、肺病イベントはナマズを倒す前に起こせ、と。
 他にも、村を別の形に発展させるには、かなり恣意的に操作しなければならないとか、まあ色々知ったので、四周目はそういう決め打ちで。
 とりあえず、ブリギットのイベントの完成だな。

 PS2版『トゥルー・ラブ・ストーリー』最新版の発売日。
 さてさて……。

 十二歳の殺人事件。
 やっぱりゲームを引っぱり出して来たな。
 これは素朴な疑問だけど、ゲームが嫌い&触れた事のない小中学生って、どれぐらいいるの?



2003/7/21
 昨日はやけに暑く、汗も多量にかいていたらしい。
 ビールとウイスキーを昼に呑んだら、夜まで何となく頭が痛かった。
 何となく最近体調が優れないが、でっかく壊すほどでもない。こんな時期だから仕方はないか。

 『こんなに凄いのか! 韓国の徴兵制』を斜め読み。
 酷い辛いと書いてある大部分の最後に、しかし、世界的に見れば徴兵制は当たり前であり、それによって若者が鍛えられる云々というオチ。
 なくて済むものはない方が良い。
 苦労した人間が偉いという風潮はくだらない。何となれば、世の中で最も酷い苦労をしたであろう人々は、大人になる前に死んでいる人だからだ。
 弛んだ若者結構。平和ボケ結構。弛んだ時にしか見えないものもある。戦争の気配に殺人感覚が麻痺するのはボケるより悪い。まして、日本人が少数派であるなら、重要な斬新な視点である。
 少なくとも、誰もが行きたくない、やりたくないと口にするものは、正しくなんかない。それが、正義だ。

 PS2版『ヴィオラートのアトリエ』プレイ中。
 がーちこーん、がーちこーん。
 やはりフライボードのお陰で時間に余裕ができ、ダンジョン攻略が進む進む。
 塔は制覇完了。栓をぶち壊す事もなく、かなり重要そうなアイテムを入手。
 問題は、期間が過ぎないせいで、店の商品があんまり売れない事だったりするけれど、そこはご愛敬。
 パーティー編成は騎士二人。レベル五〇超。思った以上に強いな、ロードフリート。肉体派かと思ったらMPもそこそこあるから、精神攻撃でもやられない。二人とも「かばう」スキルを上げているせいで、守られまくる主人公。すっかりお姫様気取りだこいつ。謎でマッドで怪しい魔術に手を染めてるのに。
 全体攻撃型に従属属性を揃えたブリッツスタッフに、意外な弱点発覚。一体づつMPを消費してる。敵が多い時に一発射ったらヘロヘロだ……。
 どうもブリッツスタッフの調合法則が呑み込めていないせいで、MP消費小とか無消費とかにならない。しかも氷属性ばっかりだし。結構良い材料注ぎ込んでるんだけどなぁ。
 町中火の海爆弾テラフラムを最強の爆弾にすべく、従属属性を揃えてみた。
 ――が、「範囲が広く」を付けてしまったため、一度使うと敵味方全滅。なんだ、基本が敵全体なのか。リセット。
 エリクサーことエリキシル剤も製造可能に。
 一つで全部の属性が超回復なのは良いんだが、属性欄に空きが少ないせいで、「範囲を広く」がなかなか付かない。
 しかも、ネクタルが材料に含まれ、ネクタルはぷにぷに玉を使う為、どんなに従属属性を減らしても、必ず「生きている」が付く。これで、残った欄は二つだけ。かかえて加えて、材料次第ではエリキシル剤そのものに「肺病に効く」が出てしまい、残りの欄が一つ。載らないよぅ、都合のいい従属属性が載らないよう……。
 結局このゲームは、如何に理想通りの従属属性を付けたアイテムを作るか、に面白さを感じるとハマるんだなぁ。
 しっかし、賢者の石がああいうタイプのアイテムになっているとは、ちょっと驚き。なるほど、あれなら究極の錬金術アイテムだわい。使える。でも、金は? 溶かしたら出来るかな?
 ……プレイしてない人には、ほとんど分からない内容で失敬。

 実は長編執筆中。
 百八十ページぐらいになっているが、やっと折り返しぐらい。
 後で、前半をザクザク切ろう。
 来月末のファンタジア向けにする予定だが、平気かな?



2003/7/18
 サザンオールスターズ版で『ジョニーへの伝言』をやったらどうなるのか?
 ――いや、ちょっと考えただけ。

 PS2版『ヴィオラートのアトリエ』三周目。
 よっしゃ。フライボード、残り三年(延長分含む)の時点で調合完了。
 範囲三のブリッツスタッフも作ったし、これなら、ダンジョンの攻略もどうにかなる。筈。

 TLS最新作のクロスレビューが出ていた。
 評価高め。ゲーム性の向上が見られる様子。
 三作目よりもそれ以前に回帰した風、との事。
 ――期待しても良いだろうか。ううむ。



2003/7/17
 WOWWOWでアニメ『おねがいツインズ』が始まった。
 この作品は当然(そういう前提で話を進めるのはどうかと)『おねがいティーチャー』の続編というかサイドストーリーというか、そういうものだが、あー、何か懐かしいな。
 しっかし、ステロタイプと言えそうな、押し掛け女房物なのに、萌えツボとでもいうべき部分を完璧に押さえている。
 ギャルゲーに端を発する物量大作戦なアニメとは、造りが違うなぁ、と思うことしばし。
 無論、井上喜久子が先生の声を当てていれば万事OKみたいなとこはあるのだが。

 今日のはなまるマーケットを見ながら感じた、絵手紙に関する違和感。
 ――下手でいいなら習うなよ。



2003/7/15
 PS2版『ヴィオラートのアトリエ』プレイ中。
 なんだ、フライボードの参考書、どこにあったかと思えば、塔か。すっかり忘れてた。
 じゃあ、エアドロップが手に入ったら即座に作れたんじゃないか。
 移動日数が短縮出来るアイテムだから、どれだけ早く手に入るかが勝負なのだが。
 ってわけで、四〇〇日を残して休み休みで無理矢理エンディングへ突入。
 エンディングは女教師(その表現はどうか?)。
 んで、三周目。
 今度はガチガチにガチンコでやる予定。
 誰を主力にするかなぁ、しかし。
 そういえば、冒険者としての力は、マリーやエリーの頃の主人公はやたら弱かった(例の杖入手までは)が、ユーディーやヴィオはアイテムなしでも結構強くなっている。特に、精神攻撃は抽んでている。冒険がより激しくなった事の表れか?



2003/7/12
 船に乗りました!
 乗船です、航海です、波平です!
 ――シモネタ失敬。

 遊覧船や止まっている船に乗ることは結構あるが、よく考えると交通機関として船を利用することはない。
 そんなわけで、今回の「遠くに行きたい……わけでもないんだけど」は、東京湾フェリーである。
 いつの間にやら一年にもなるこの企画、やった事のないこと、行ったことのないものを毎月五千円ぐらいの予算でやろう、というものなのはご承知の通り。だが、人の引き出しなんてぇのはそうそう多いものでもなく、あんまり無茶なものはやはり出来ないしで、毎月結構迷っている。
 で、今回は当初、「観客の少なそうなパ・リーグのデイゲームを眺めながらビールでも飲むもうか」なんて事を考えていたのだが、オールスター戦間近ということもあって、手頃に寂れたゲームもなく中止。
 それなら、てんで「競馬場は行った事あるけど、競輪や競艇はまだだなぁ」と、検索をかけるも、ページがドアホウな作りで、うちのブラウザでは表示すら出来ないので行く気が失せた。
 かくなる上は、と、ページをめくっていたら、千葉の九十九里浜が目に付いた。
「あー、名前は知ってても生で見たことないなぁ。パヤパヤ」
 そこで、駅すぱーと検索。
 片道特急料金付けて三千えーん。三じかーん。
 奥多摩よりまだ遠いわ! ドアホ!
 とはいえ、何か千葉に見所はないかなぁ、と探せども探せども、どこもかしこも遠い。近いのはディズニーランドぐらいのもの。
 ――これ、航路で行ったらどうなるんだ? つーか、船って交通機関として乗った事ないなぁ。
 YAHOO!検索開始。
 そこでヒットしたのが、東京湾フェリー。三十五分、五百円。お手頃千葉旅行。「予約は必要ありません。普通の電車と同じように切符を買って乗ります」とか注意書きがしてあったのは、やはり船人口の意外な少なさを物語っているのだろう。
 そういう語るに語れぬ(語ってるじゃん)紆余曲折を経て、「九十九里より九割引き、久里浜から船に乗ろうツアー」決行と相成った。

 横浜から京急で京急久里浜まで行くという、まあ時間にして一時間程度のお手軽コース。遠い遠いと思ってた千葉が、こんなに近く! まあステキ。
 久里浜は横須賀のちょい先だと思えば間違いない。地図で言うと、一番千葉に近い神奈川。
 そんなわけで、京急久里浜に到着。
 何だかやけに混んでるなぁ。
 やっぱり同じように、フェリー目当てなのかなぁ。
 と、思ったら、ペリー目当てだって。
 ペリーどんたくや、ペリーねぶた、ペリー仕掛け花火に、ペリー神輿、闘ペリーに加え、ペリーの心臓を太陽神に捧げるペリースケープゴートと、様々なイベント盛りだくさんのペリー祭(一部、誇張が含まれています)があって、今日が花火大会なんだそうな。
 横須賀市が取り組んでる開国記念行事の一環だったみたいですな。この前の帆船フェスタと同じ穴のムジナって奴だ。
 じゃあ、ちょいと祭を覗いて、ビールの一本も飲んで、それから千葉へ行って戻って来ればいいか。
 で、久里浜港へ歩く。
 歩く。
 あ、方向間違えてた。
 おっかしいなぁ、東へ歩けばいい筈なんだけど(大雑把な地図把握)。えーと太陽が――正午近い七月の太陽は真上にありまして。
 気を取り直して歩く。
 大体、港と駅はちょっと離れてるんだなぁ。貨物輸送を考えると、完全にくっついてても良さそうなもんだけど。
 途中、久里浜花の国という謎施設を見かけたが、花と緑の博覧会のようにステキな施設だと乗り物に乗れないので、素通り。
 ようやく港へ到着。
 海岸沿いの道に、露店がいっぱい並んでいた。うんうん、いかにもお祭りだ。結構長々と、海岸の方まで並んでる。けど。
 みんな準備中。
 あれれ? 時計確認――十二時じゃ、無理もないか。
 開店前ではあるが、店の様相も自分が子供の頃とは少しづつ変わっている。
 スーパーボールすくいが、「宝石すくい」とかいうやっぱりいかがわしげなものになっていたり、チョコバナナが青だったり、チヂミを売ってたり、ステーキを売ってたり――ステーキ? ああ、串焼きになってんのね。もっとも、定番のカキ氷や綿菓子なんてのはなくならないけど。そうだ、お面にナージャがあったっけ。

 ほどほどで千葉へ行く。
 東京湾フェリーの乗り場は、露店の途切れたとこから三百メートル。
 おー、見える見える。
 いつもは自分と縁がないとばかりに見過ごす感じの、「東京湾フェリー」の看板。明らかに電車の乗り場とは違う、こう、一度足を踏み入れるとそのまま神戸まで連れて行かれそうな敷居の高さ。
 停泊中のフェリーは、結構でっかい(排水量三千六百トン)。香港島の連絡船の三倍ぐらいあるかな(んなもんと比べるな)。
 いわゆるカーフェリーという奴で、車の入口が大きく開いている。
 小さい頃、図鑑(今も現役で使ってる)に載ってたカーフェリーって、ひょっとしてこの東京湾フェリーの事だったんではなかろうか。ううむ。あの頃は、どんなに遠くに行くのかと思ったが、三十五分では本当に普通の交通機関だな(もっとも、遊覧チケットとかあるけど)。
 入ったら、右に土産物屋、左に切符売り場、背中に人生。
 切符は、往復だと五パーセント引き。九百五十円なり。
 出発まで十分ぐらいあったが、乗船。
 駅員さん――でいいのかな――に、切符を渡して、スタンプを捺してもらって、乗り込む。
 わー、船だ船だー!
 とばかりに、上から下まで一通り見て廻る。
 一番下の甲板は、車置き場。
 特に意識してなかったけど、縦に並べるんだな。ええと、つまり渋滞の高速道路みたいな形。停泊中にいざ沈むとなった時には、一番手前に置いてある車だけが助かるという寸法。
 二番目は――やっぱり車置き場、予備。今回は全く使われていなかった。
 使われる事、どれぐらいあんのかなぁ。祭の土曜日の平日というのは結構変則だろうし。客足がどれほどのものか分からず。ああ、廃止になる時は満員だろうけど。
 それと客室もある。相当余裕のある座席配置だが、学校の遠足とかで乗られたら、まず足りなくなること請け合い。
 三番目は、表に椅子とテーブル。サンセットクルーズとかいうイベントで使うらしいカウンターがある。そして客室とも食堂とも付かない空間。喫茶室ルノアールとかにありそうな椅子が並んでいる。コンビニに〇.二をかけたぐらいの品揃えの売店で、一番絞りのボトル缶を買う。これはもう、脊椎反射みたいなもの。
 んで、一番上。
 操舵室と、テーブルと椅子。
 折角なので、一番上の見晴らしの良い椅子に座る。結構空いているので、どこでも座れた。
 うむ、何だか排気ガスの臭いが少し。操舵室に視界を邪魔されない椅子は後ろ向き。排気ガスを流すパイプも後ろ向きに付いてるんですな。まあ、いられないほどでもないけれど。
 天気は曇りだが、時折日が射す。結構暑い。
 そーして、フェリーは出発。
 結構器用に動けるもので、ぐるりとその場で方向転換をしていた。
 動き出すまで、と待っていたビールを開ける。
 スピードの乗ってきたフェリーの甲板は風が流れる。乱される髪を気にせず、ボトル缶のでっかい飲み口に、貼り付きそうに乾いた唇を当て、ぐっと喉に流し込む。程良く冷えたビールのさっぱりした苦みと炭酸は、口の中を清涼感で拭う。そして五パーセントのアルコールは、喉と腹を微かに温め、次の一口を誘う。

結論:船の上のビールは旨い

 そもそもビールの旨い条件というのは
・青空
・汗
・適温
 にある。
 夜にクーラーで冷え切った居酒屋で霜が降りるほど冷やしたビールなんか飲んだって、ちっとも旨くないでしょうが。
 上記の条件は、バーベキューなんかに当てはまるが、船の周りは空がいっぱいあるので、青空の要素がとても強いのだ。

 気分良くビールを呑んだので、後はおざなりに。
 船の端っこから下を眺めると、かなり高い。三笠の一番高いとこと良い勝負。してみると、船は乗り物じゃなくて、建物なのかも知れない。
 そーして金谷港へ到着。
 停船時にフェリーは、かなりの微調整を自力で行えていたが、やはり最後は陸から引っ張る必要がある。陸では職員が鍵の付いた棹を用意して――おい、そんなんで引っ張れるわけねえべ――って、もやいを受け取るための道具でした。
 ロープを杭に引っかけて、船のウインチで引っ張って寄せて、到着。
 いやー、乗った乗った。移動した移動した。ふうん、ここが千葉かぁ、地図帳に何故か載ってなかった金谷港かぁ。ここが言ってみれば、千葉の玄関口なわけだなぁ。あっ、マザー牧場の看板があるぞ、えーと「十七km」遠いねー。他のものも、概ね二〇キロだの三〇キロだの電車で一時間だの、無茶な数字が並ぶ。
 ここで快適に動くためには、制限速度なんて守ってられないなぁ――そうか、だから暴走半島って――失敬。ごめんなさい。もう言いません。
 広いところに名所が点在している感じは、北海道と同じかも知れない。
 本当は『猫だ! PARK』なる場所に行きたかったが、行って戻って二時間を費やす気は微塵もないので、近くの鋸山へロープウェイで上った。これが、石切場だったせいで直角な山肌をしている。つまり、途中で下がものすごく空く部分があり、高所恐怖症の向きにはお勧め出来ない。元々高所恐怖症の人はロープウェイなんか乗らないかも知れないが。

 帰りの船は、行きより大分狭い最上部甲板で、やっぱり缶ビールを飲りつつ、気持ちよくクルーズを楽しんだそうな。
 んで、駅前の松屋で株主優待券を使って牛めしを喰いましたとさ。
 どっとはらい。



2003/7/8
 PS2版『ヴィオラートのアトリエ』プレイ中。
 それにしても、ヴィオというキャラから感じる「未熟感」は一体何か?
 妹属性によるところもある。ただの村娘という事実もある。しかし、もっと根本的な部分はないか?
 あるのだ。
 歴代のアトリエ主人公と違い、彼女は唯一「異邦人」ではない、ということ。
 みんな、留学生だったり、移民だったりするのに、彼女だけ生まれた土地に住んでいる。
 要するに、自立していない感じが、伝わって来る。
 自分の時代さえ捨てたユーディーの対極と言える。
 ヴィオの錬金術がやけに庶民的なのは、そういうある意味現実的な日常を引っ張っているからかも。
 しかし、男性錬金術師がさっぱり出て来なくなったなぁ。
 そういえば、目に見える部分で、システム廻りの改良があった。
 ユーディーで非常に分かり辛かった時間表記も、一般的な数字を使うものに戻ったし、「街道をひとっとび」のフライボードもわざわざウィンドウを開いて使わずに済んでいる。
 このシリーズの恐ろしいところだが、回を追うごとに洗練され面白くなっているのだ。
 もっとも技術の進歩が内容の面白さに影響を与えやすい、シミュレーション要素が強いからかも知れないが。

 電車で駅員や車掌に注意されて、暴力で返事をする輩が増えているという。
 統計的裏付けがあるやらないやらだが、まあその行為そのものについて。
 それは赤ん坊かハムスターの反応だろう。
 まったく、どんなに泥酔していても、そんなみっともない真似はしたくないなぁ。
 警察に自転車窃盗容疑をかけられたならともかく。

 『世界の危険・紛争地帯体験ガイド』を読む。
 世の中には言語が通じても、意志疎通ができない人間がいる、という内容。
 人間は科学技術以外の、思想面でも進歩しなければならない。
 文化に進化論を当てはめるのは愚かだが、思考は発展していくことが出来る。
 高潔な精神は価値あるものとして存在する。
 それは、より楽な暮らしを行うという人類普遍の目的と合致し得るからである。
 皆が左の頬を差し出す人間になれば、右の頬を叩く人間がいなくなり、そもそも左の頬を差し出す必要がなくなる。
 無論、貧困窮まった時、自分自身がどうするかは保証できない。けれど、それでもこれは守るべき価値のある真理だと思うのだ。



2003/7/7
 PS2版『ヴィオラートのアトリエ』ひとまずエンディングへ到達。
 無論、二度目もやる。やり残し、一杯あった気がするし。何より、ダンジョン攻略途中だったし。
 エンディングは保護者同伴で旅に出るの巻。いいのかなぁアイゼル、武者修行の途中だったのに。
 随所に他のシリーズとの連動が見られるのは、シリーズ物ならでは。時間軸が三〇年ぐらいの幅で分散しているので、なかなか趣深い。
 やっぱりマリーはどこでも爆弾魔なんだなぁ、とか、そーいやぁエリーで妖精さん一杯イベントがあったなぁ、とか、ユーディーから二〇年も経ってるのかぁ、とか。
 店の経営と、冒険と、錬金術の三本軸がいい具合に絡んでおり、盛りだくさんの印象。ダンジョンも、より派手に、儲けも多くなっているので、もぐり甲斐がある。
 しかしこれだけ回を重ねると、相関図というか、錬金術発達史みたいなものが出来そうだ。
 で、この中で一番実力のある錬金術師は誰だ! とか思う。
 賢者の石に到達したのがユーディー以外で、村娘の印象が抜け切っていないヴィオも今ひとつだろうし、やはり技術的に洗練されている筈のエリーか。イングリドやヘルミーナが手こずった海竜も倒してたし。チーズケーキ職人最強説。



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