月記帳


 この月、カウンタがリセットされた。大体13000HIT超ぐらいだったと思いねぇ。



2004/10/26
 プレステ2が壊れた。
 どうも壊れたんじゃないかな。
 で、修理に出そうか買い替えようか、なのだが。
 修理費自体はまだ調べていないが、販売価格は2万円以下だって。
 前のプレステを修理に出した時、標準価格が五千円だった訳だが、その辺から考えても「買った方がマシ」感が強い。
 しかも、初期に近い15000番なので、DVDとか、スターオーシャン3とか、「も少し後の型だったら良かったんだけどね」ってぇ事もあったりして。
 まあ、買い換えにはなっちゃうんだろーなぁ……。
 仕方がないので、今はセガサターンでワールドアドバンスト大戦略なんぞをやっている。
 戦車の貧相さと比べて、歩兵が不自然なほど強い大日本帝国軍(初期)。でも、ユニットを育て上げておかないと後々非常に苦労する筈なので、ファイアーエムブレムが如く(聞きかじり)部隊が全滅したらリセットリセットの繰り返し。ちっとも進まない。

 ――そんでもって夕方。
 ソニーのプレステサポート(多分、そんなの。箱の中の書類にあった)に電話をかけてみた。
 やけに反応の良いナビダイヤルを順番に進めて行き、プレステ2の故障に関する料金の案内まで、オペレーターと直接対話する事もなく進んだ。
『一般的な修理費用は9450円となります』
 「えーとプレステ2が壊れて……」「修理のご依頼ですね。お買い上げから1年以内でしょうか?」「いえ、それはとっくに過ぎてて」「分かりました、自費ですね。お名前と電話番号を――」「いやそーじゃなくて、直すか買い替えるを検討していて見積もりを……」「でしたら症状と症状の出る状況を出来るだけ詳しくお願いします」「細かくなくても良いから、こう、必要最低限の修理費が幾らかってのを――」「そう言われましても、症状によって様々な違いがありますし」みたいな無駄会話に陥るかと危惧していたのだが、簡単に知りたい事にたどり着けた。
 偉いぞソニー。商品の耐久度が高ければもっと偉い。
 つーことで、迷うことなく買い換え決定。
 ……高いっつーの。
 いや、プレステ2が安くなった、というべきか。買ったときは五万円かそこらした訳だし。待てよ、三、四年経ってこの程度だったら、電子機器としては途轍もない高値安定と言えるか。



2004/10/21
 神戸に行って来ました。
 そうさく畑ついでに観光ってヤツですね。
 なので、今月の『遠くへ行きたい……って訳でもないんだが』は、変わっちまったあの店へ、厚木の元・赤い風船こと、「YOU遊Station」でーす。
 ……なに、神戸はどこへ行ったかって?
 それはお空の星になったに決まってるでしょう! あんた、お空の星を馬鹿にするんですか(逆ギレ)!!
 ――いや、神戸遠征記は同人誌『ほーらみてごらん』の10巻目記念企画だから、載せらんないの。だから代わりに安上がりっぽいネタをでっち上げたの。お分かり?

 と、事情を皆々様に快諾して頂いたところで。

 私と中学時代からの友人Iが厚木で飲んでたと思いねぇ。
 我々もザルや枠ではないので、酒を飲み続ける訳には行かない。ので、ゲームセンターなり何なりに行こうと相成った。
 厚木の駅前には、ゲーセンやらカラオケ屋やらボーリング屋やらパチンコ屋やらが詰め込まれた『赤い風船』てぇビルがあって、我々はよく利用していた訳だ。
 んで、いつものようにエスカレーターを昇ると――店の様子がすっかり変わっており、「十五分一〇五円」とか、よく分からない表示が出ていた。
 店の人に、入会してどーたらこーたらと説明されるのを素直に聞く酔っぱらいはおらず、「なんか面倒そうだからいいや」てんで立ち去ったのであった。

 そして今日。
 プールで泳いだ後、台風の影響を見物すべく、厚木との市境の橋から川を眺めていた。
「もう大分水引いたなぁ」
 とか思っていたのだが、ふと。
「ちょいとあの店覗いてみるか。今月、神戸に行ったから安く上げたいし」
 と、思い時計を見ると、15:50。
「まあ、一時間ぐらい覗いてみりゃあいいわなー」
 と、つらつら元・赤い風船へ向かう事にした。
 高架下の市営駐輪場と呼ぶのもどうかと思うスペースに自転車を止め、駅前から真っ直ぐ。有隣堂のその先のリンガーハットのその先の、すき屋を越えてちょいと行ったところ。
 前に出ている看板を見ると、「ゲーム、ダーツ、ビリヤード……」とか書いてある。んで「まんが、インターネット」とも書いてある。何だか分からんが、行ってみりゃ分かるだろう、と、エスカレーターで二階へ。
 二階へ昇ると、そこは――何もない。
 なんじゃこりゃ? いや、看板が一つ。
「YOU遊Stationの受付はこちら」
 なんだ、エスカレーター脇の細い通路を通すんかい……。
 明らかに設計ミスっつーか。
 ……長くないのでは。
 ともかくぐるりと回り込んで、ようやく受付発見。
 そこにある案内表示を読んだ感じでは、ゲーム類と、漫画類が同じ料金ないで利用出来るっぽい。しかしやっぱりピンと来ない。が、まあ別に良い。入会用紙に記入記入。
 入会二一〇円に、十五分一〇五円かぁ。
 漫画喫茶が一見さんで一時間四〇〇円未満だから、ちょい高め。
 まあ目くじら立てる金額差ではないけど。
 店員さんに入会申込の手続きと、システムの説明をして貰った。
 十五分一〇五円と、三時間一〇五〇円のいずれかを選べるとの事。
 一時間ぐらいしかいる気はないので、十五分刻みで。
 時間の記録されたレシートを、首かけ名札に入れて渡された。別に付けろって意味ではなかろうけど。
 まあ……使えるものの種類が多い漫画喫茶ってイメージだぁね。
 漫画を読む用に個室もあったようだけれど、差し当たりゲームをやろうかと思ったので、個室は選ばず(多分値段は一緒)。他にカラオケルームとか書いてあったけど、それも同じ料金内なのか? いや、それはないか。
 では奥へ入る。
 中は――普通のゲーセンの風情。
 メダルゲームやら、普通のゲームやら。ただ、客が少なくて、ゲーム数が少ない気がするが。
 そんで左方には椅子が並んでおり、奥に雑誌がずらっと並んでいて、ダーツの的なんかもある。
 この階で本を読むのはうるさくて無理だろうけど。

 さーて、と。
 まずは何を――と、おわっ!
 鉄騎が置いてある。
 ブラックボックス――ちがうXBOXのアレだ。
 ちょっとやってみようかと思ったけれど、スタートさせる事すらできず……。
 まあその煩雑さが売りなんだろうけど。
 ――改めて。
 ぷよぷよフィーバーなんぞを。
 ええと、一プレイボタンを押す、と、ああ、始まった。
 クレジット表示が「FREE PLAY」になっているのだなぁ。
 ふーん、そういうモード自体があるんだ。
 昔、クラスメイトの家にアーケードゲームがあって(あれも謎な状況だったが)、それをやる時には百円玉を通して鍵の開いた料金箱から取ってまた入れる、みたいな事をやってたけど、進歩してるんだねぇ(それほどのもんでもない)。
 一番簡単なモードで久々にぷよぷよとプレイ、勝利。
 次には何をやるべぇかなぁ。
 奥まで行くと、これはビリヤード台か。
 ビリヤードをやる気はない。
 他には、と。
 ああ、タイムクライシスのマシンガンのヤツがあった。やってみよう。
 バリバリ撃つ感じが気分良いなぁ。
 それにコンティニューフリーが良いやね。
 でも、あんまりコンティニューばっかしやっていると、後ろに並んでいる人が怒り出すかも知れないなぁ。別に誰も並んでないけど。
 ステージ一つと半分ぐらい進めて、お終いにした。コンティニューは何回やったか知れない。難しいつーの(アクション下手)。
 次にタイトルは忘れたが、チーム戦でダイヤを奪い合うシューティング。
 それから、メタルスラッグなんぞをやってみたり。
 オールドゲーム集でスト2ダッシュをやってみたら、ボタンが三つしかなかったり。
 ――しかし、時間が気になるな、やっぱし。
 まだ四十分ぐらいだけども。
 カラオケ屋だって、時間で区切られるけど、アレは電話で知らせてくれるからなぁ。
 まあ、もう少しやって一時間ぐらいにして終わらせよう。
 と、子育てクイズマイエンジェルをプレイ。
 クイズは得手不得手の分野がはっきりしているせいで、ジャンルによってはノーミスで行くかと思えば、一問も解けなかったりするんだよねぇ。
 さてさて……ああっと、ゲームオーバー、コンティニューコンティニュー……も少しもう少し……ゴールの年齢って何歳だ? ……ああ、大学入試失敗してるし……なんだ、二十歳越えてもあるのか……ジョッキーは良いけど結婚相手が予想屋ってどうよ? ……しかも現地人の謎の結婚儀式とかやってるし。
 ――エンディングまで行っちゃいました。
 うーむ、ラスト近く、やたら難しかった。つーか、知らんジャンルだ、知らん。
 コンティニューは何回やったか知れない――一歳一回としても二十五回か。
 時計を見ると、頃合いだったので料金を支払って出た。
 入会金込みで九百四十五円なり。
 で、レシートをよく見ると、滞在時間一時間三十一分。課金対象時間一時間四十五分。
 一分か!
 時計をピッタリ合わせるべきだったか……。
 まあいいけどさ。

 感じとしてはそう、ゲームやり放題はお得かも知れない。
 が、「この際だからエンディングまで」とか思うと、結果的にゲーセンで普段使う額より多く使う事になる。そして、ワンコインで十分二十分保たせられるゲーマーにとっちゃ、何ら旨味のないシステムなんだな、これ。
 総じて言うと、暇つぶしには最適。というか、強制的に時間が喰われる。
 終電を逃して時間を潰すしかない、なんて時にはオールナイトパックで過ごすのが吉かも知れない。
 って、やっぱり、高級漫画喫茶みたいだなぁ。

<厚木こぼれ話>
 元ラーメン屋か何かで、今パチンコ屋になってるとこ。
 店の前に、サムとマリンの等身大立像があるんすけど。
 ……何やってんだアイレム。

 ジオシティのオンラインエディタで作ったファイル、改行も文字コードもワードパッドと違う。しかも、何だか改行コードが一行おきに無駄に入ってる……。
 オフラインで編集する事に決定。
 まあ、手間はこっちの方がかからないぐらいだしねぇ。

 PS2版『太閤立志伝4』プレイ中。
 朝倉攻略が終わっていない状況で、毛利攻略を命ぜられた。
 どうもシナリオに沿って動いているよーな気がするなぁ。
 まあひとまずは四国統一を目指して。
 鉄砲隊の異様な強さに酔っているところ。伊達に大金かかる訳ではない、と。秘策秘策で連発技をバリバリ使えば損害なく一方的にぶっ倒せるのが良い。
 ただこれは、軍学と鉄砲を最高に上げた秀吉だから、かも知れないけど。さもなきゃ、天候に左右されまくるただ高価なだけな部隊だし。

 台風もどうやら落ち着いた様子。
 家は丘の上になるので、水の怖さはないんだよなー。
 まあ良い立地条件と言える。

 今期、何だかアニメを多くチェックしている気がする。
 TVアニメ『双恋』予約取り消し決定。
 ――幾ら何でも、主人公に行動力がなさすぎるだろう。
 状況に抗する事を何らしようとしない、無気力な苛められっ子を見せられても。そこに現実味があったとして、別に見たくはない。
 『TACTICS』(だっけっか?)、今後の展開次第でつまらなくなりそうな匂いがするのだが、今の所は面白い。大きな話になると、置いてけぼりになりそう。しかし、世界設定から見ても、このタイトルはどういう意図があるのか謎。
 『リリカルなのは』は、この時間でいーんだろうか。午後六時枠とか、日曜八時半とかにぶつければ数字取れるんじゃなかろうか。どうなんだろ? 今後の展開が深夜枠だったりするのか?
 『焼きたてじゃパン』は、サンデー掲載もそれとなく読んでいるので、飛び飛びだった話が補完出来て有り難い――主人公のカチューシャってそういう経緯があったのか。
 『ブリーチ』(だっけっか?)普通にジャンプ漫画だなぁ。絶妙にかわいくない娘キャラのデザインとかも、ジャンプ的。
 『SCHOOLランブル』(だっけか?)は、とても笑えて良い。が、あんまり引っ張ると、「どーせ今回も告白出来ないんでしょー」みたいに外れ時の高橋留美子的ダレダレ展開(例:らんま、スケート編以降)になる恐れもありそうな。二十六話のアニメなら妥当か。今期はこれがイチオシっぽい。

 後は、社会的認知度は低そうながらしっかり続いている『ミルモでポン!』、どれみ、ナージャと続く枠に対する信頼性から、余裕を持って作られている感のある『二人はプリキュア』なんぞが、継続して面白いとこ。
 今気付いたけれど『NARUTO』における、下忍と上忍の力関係は、ブロンズセイントとゴールドセイントみたいだ。最初のうちは「絶対かなわない、歴然とした差がある」みたいに描かれているのに、結構戦ってみると接戦だったりして、あんまり強い感じがしないという辺りが。



2004/10/19
 PS2版『太閤立志伝4』プレイ中。
 シナリオに沿っているうちに、国主になって浅井までは倒したので、後はシナリオを止めて毛利を撃破し、本能寺の変のシチュエーションをズダズダにしてみようと画策中。
 面白いには違いないが、問題解決に必ずと言って良いほど使われるミニゲームが少々鬱陶しい。
 技能訓練だけでなく、実際の開墾やら築城やらにも出て来るし。
 まあ結局、大名になって他の武将にやらせろ、てな事なんだろうけど。

 ふとカクテルの本を開いていて、気付いたんだけど。
 PS版『ゼウス2』のOKEのボディ名には、カクテル名が使われてたりするんだな。
 気付かんかった。

 またでっかい台風が来るとか。
 雨風は嫌いじゃあないが、出歩くとなると話は別だなぁ。



2004/10/15
 PS版『てんたま』はひとまずお蔵入りにして、PS2版『太閤立志伝4』を買った。
 ……4?
 そう、4。
 最新作は高いんだよー。
 ――って書いてて思ったけど、このジオの新しいオンラインエディタ、やけに重い。
 これはFTPに移行かぁ?
 と、余談はさておき。
 太閤立志伝は、コーエーで秀吉だけどRPGという、ちょっと異色なゲーム。昔、2か何かをパソコンでやった覚えがあった。
 当然コーエーだから細かい作り込みがあって、なおかつラストまで遊ばせる神経の行き届いた作りには疑いないんだけど(アートディンクはラスト辺りが甘くなる気がする)……。
 起動しねえ。
 なんじゃこりゃあ? ディスクの読み込み失敗が連発、PSシリーズの伝統芸「縦に置け」でようやく読み込みに成功した。
 んで、読み込みの勢いが恐ろしい。「ぶーーーーん!!」って音がね。
 頼むから、もう少し穏やかなプログラム組んでくれ。
 それとも初期のPS2は、そろそろ限界なのかぁ? DVDも観れないのあるし……。



2004/10/9
 ……カウンタが元に戻らない。
 ある場所から見ると、ちゃんと修正済みなのに、別の場所から見るとおかしなままだ。
 何度か試したけど、いーかげん飽きた。
 放置だ、放置。

 PS版『ゼウス2』終了。
 うわ、ラストバトルの最中にセーブすると、ハマリの可能性が大だ。
 まあいいけど。
 このゲームの愉快なのは「これがベスト!」と思っていても、実戦投入するとどんどこ欠点や弱点が出て来るところ。作り上げる愉しみ。
 でも、ボディ制(作れる機体の最大数に限界が設けられているという意味)になったせいで、一種類では済まず、色々な種類のOKEが混在する事になった。
 これはこれで、強制的にプログラムを色々組まされる羽目になって、楽しい。けど、汎用量産型の美学というのもあるのだがなぁ。
 キャリアに積めるOKEの数が非常に少ないので、結局高級機を休ませ休ませ使う戦法しか取れないのがちょいと残念。
 ビルバイン一機よりダンバイン軍団のココロ。
 一番活躍したのは、モッキンバードとかいう飛行機体。遠距離にはビーム、近距離には実弾連打、更にそこそこ至近距離から大型ロケット弾、大型分裂ミサイル、ミサイルに狙われたらジャマー、それが切れたらデコイを射出。
 ロケット弾とミサイルの直撃を喰らわせられれば(しかも上からだとよく当たる)、キャリアも含め大抵の機体は十秒で沈む。更に航空機の唯一最大の敵たるミサイルを徹底して防ぐ事で、サバイバビリティは確保され、下手を打たなければ、チクチク削って倒す事も可能。しかも移動力もあって使い易い。大活躍の機体であった。

 次は、というタイミングでもなかったのだが、ギャルゲー系も新しいのを――てんで、PS版『てんたま』を買ってみたが、デジコミ(古い表現)だった。うーむ。あたしは、ゲームをやりたい。ゲームのこう、カーソルとかキャラクタとかを動かす操作感とか、イベントを見つけたらカッチリ分かるゲーム的緩急なんかが好き。
 さて、どのゲームを買うかなぁ……。

 何か台風が凄げだけど、明日から神戸行き。
 先発のN君は無事かしらん。
 さっきメール出したけど、彼奴は反応遅いしなぁ。

 何だかテレビ東京で深夜枠アニメラッシュ。
 みんなが突っ込んでいると思われるが、一応。
 『双恋』……二人一緒じゃ、ダメでしょう。双子の人が気を悪くするぞ。



2004/10/6
 昨日、ふとこのページを見たら、カウンタが変わっていて、数字もリセットされていた。
「すわ、ハクられたか!」
 と、うろたえていたら、ジオシティとYahoo!の統合だって?
 ともかく移行は行いましたが、しばらくはデッドリンクが放置されるかも知れませんが、ご容赦を。



2004/10/3
 そうさく畑神戸遠征決定。
 二泊三日。近傍に知り合いがいればついでに会えまいか、と、思ったんだけど、それほど気安い知り合いおらんし。
 オフ会にならんかと思っても、二日目はそうさく畑で丸々潰れるし。
 まあ適度に観光でもして過ごそう。あんまり時間ないんだけど。
 そーいやぁ、神戸に行くって言ったら、父親が「紅葉の時期なら京都に行けてよかったのに」みたいな事を言っていたが。
 ――神戸に初めて行くのに、どーしてわざわざ無駄に時間かけて余所を見るという発想に行き着く?
 折角アメリカに行ったんだから、ロサンゼルスとニューヨークとラスベガスと……とか言ってるのと変わらん。
 行ったら行った場所を見る。これが、俺式旅行道(道なの?)。

 異物混入のお話。
 先日、ラーメン屋でラーメンを食べた。
 んで、チャーシューを食べていたら、噛み切れない肉の筋らしきものが。
 もにゅ、もにゅやっていたのだが、人体が吸収不能なセルロース的の固さを感じたので、出してみると太い糸だった。
 要するに、チャーシューを縛る時に使った凧糸が残っていた訳だが、これははてさて、どう対処するのが正しかったのだろうか。
 チャーシューも、店頭で分けて貰った丸のままのが凧糸で縛られていようが、針金で巻かれていようが、文句を言うヤツはいなかろう。
 でも、スライスされてラーメンの上に載ったものに、凧糸の切れ端が残っている場合はまあ異物と言えるだろう。
 当然、プラスマイナスで言えば、マイナスには違いない。
 ただ、その時「をいをい、君、この焼豚には糸が残っているぢゃあなゐか。きちんと確認したまへ」と、少し眉を釣り上げるべきなのか、「糸が残ってたわよ、もう、あわてんぼさんなんだからぁ。こんなのよその人には出しちゃ、ダ・メ・よ」と、笑って済ませるか?
 否、客というよりも。
 店員の立場としては、いずれの対応が「ああ、是非もなし。客たるものかくあるべし」と思うだろうか。
「なんでぃ、糸の一本や二本でガタガタぬかしやがって、こちとら一日何百枚もチャーシュー切ってるんでぃ、入ってて当たり前田のクラッカー、アコース、クラッカーだ、このうるせえ客を爆破しろ!」
 となるのか、
「やや、糸が入っておりましたか、これは申し訳ありません、そしてよくぞ指摘して下さいました。これにより、二次的三時的被害を防ぎ、店の評判を落とさずにすみました、これは少しばかりですがお礼の気持ちでございます。いえいえ、ご遠慮なさらずに、今日の売り上げのほんの半分……」
 となるのか。
 店としては、指摘して貰った方が良いのか、どうか、ねぇ?
 しばし迷って、結局糸はテーブルに置きっぱなしにしたんだけどもね。
 ああ、ラーメンの味自体は、脂っこすぎて今二つだった。
 ……やばい、このままではマイベストが、室蘭のなかよしか、バーミヤンラーメンで固定されてしまう。



2004/10/1
 俺ゃ、根本的にフィクションの人なんだけどねー。
 ドキュメンタリーが欲しければ、それこそ新聞記者とか、突撃取材のライターの方が向いてると思うけどねー。
 ――と、何の脈絡もなく、陰口を叩いてみる。
 これを読んで「あの事?」と何かを思い浮かべた方、全て違います。気晴らしのぼやきなので、そっとしておいて下さい。

 九月のよく分からん金欠状態を脱し、ようやく財布の中が潤った感じ。
 まあ株が変な下がり方したけど。

 PS2版『BUSIN0』も終わったので、新しいゲームを、という事で、極限まで安くなっていたPS2版『ゼウス2』を買った。
 いわゆる、カルネージハート・サード。兵器の動きを自分でプログラミングして戦わせるという、プレイヤーを選ぶゲームの筆頭。
 オープニング、いきなり主人公の身の上が語られて――ん? 前作のキャラの子供?
 そーなんだ。でも、前作をやったのが随分前だから、よく覚えてないや。
 確か、図体のでかい元仲間を殺したのは覚えてるけど。
 オープニングを済ませて、リガードみたいな機体のプログラミングを開始。
 ある程度格好が付いたので、出撃をさせたら……。
 一対三ぐらい戦力差があるくせに、ボコボコにやられるの巻。
 なんじゃこりゃあ!?
 プログラム上の問題点もない訳ではないのだが、ともかく機体性能差がありすぎる。
 メイン武装しかないし、格闘も弱い、耐久性が低い。
 ともかく、プログラムを徹底的に強化して、スナイパー的な動きにして、ようようコンテナを撃破した。
 しかし初戦からこんなに手こずるとは、前二作と比べると大分難しい気がする。
 まあ、ミサイル一つ装備出来ない機体だからってのもあろうけど。
 ただ、このゲームはかなりじっくりやらねばならんので、もう少し気楽に出来るヤツを買って間に挟もうかなぁ……。



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