月記帳
マシン乗り換えの月。
2005/3/27
いつものようにコバルトへの投稿用原稿を印刷しようとして。
ワードの性能に愕然とした。
悪い意味で。
んー、文字数と行数の指定が、フォントを替えると全く合わなくなるし、文字数に合わせて余白を設定する、みたいな作り方が出来ないし。
いわゆる投稿ルールに沿った文章が非常に作り難い。
一太郎では当たり前に出来ていた事が、出来ない。少なくとも、やり方が見当たらない。
原稿書くときはK2エディタだが、これは印刷向きではないし、縦書きフォローしてないし。
うーむ、一太郎買うか? でも高いしなぁ。まあもうしばらく使って、ワードに慣れるしかないんかねぇ。
100ます計算というヤツを、エクセル関数組んで自動生成出来るかなーと、軽く考えてやってみたのだが、意外に難しい。
理屈で言うと「ランダムで0から9までの数字を一つづつ発生させ、縦横に配置する」だけなのだが、この「数字を一つづつ」が結構曲者。
組み合わせが、そう簡単に出来ないのだ。組み合わせの「数」を出す関数はあるのだけれど、ランダムに一つを選ぶ事は容易いのだけれど。
で、あーでもない、こーでもない、と考えるうちに、こんなのになった。計算しているシートは非表示なので、再表示させてから見て貰えると、どれだけ無茶しているかが分かる。
多分、どっかにそれが出来る機能があるんだと思うんだけどもねぇ。
2005/3/20
実は友人からPS2版『ドラゴンクエスト8』を借りているのだが。
流石にやる暇がない。
水晶球を見つけるまではやったのだが、そこから先へは進めていない。
腰据えてやるゲームは、特にRPG系は今は無理だわ。FF11が気分的に一区切り付かないと。何しろ、後が気になっている筈のアバタールチューナー2も買おうとも思わない状況だし。
結局、同時進行可能なのはPS版『シスタープリンセス・プレミアムファンディスク』ぐらいだったりする。割と前に買ったのだが、一日三十分とかの単位で進められるし。
この手のゲームは、全くジャンルが違うし、オンラインにはなり得ないし。
――と、思ってたら、ときメモのオンラインが出るとか何とか。
何だそれ、出会い系?
って、つまり、学園生活RPGって趣なんじゃろね。本来の意味のRPG。学園の誰かというロールをプレイするっていう。
まあ別に、誰かとワイワイゲームをするという状況を考えれば、モンスターと戦うのも、学園生活で部活やら何やらするのも本質的には変わらん訳だし。
普段使いのエディタとして、ワードを使うのはどうにも抵抗があるので、K2エディタを本格使用する方向で現在カスタマイズ中。
拡張子別で(ここ重要)、色や字詰めからカーソルの移動モードや形状、その他諸々の設定が簡単に(ここ重要)、しかも自在にいじれるのが良い感じ。
以前使っていた時は、起動に時間がかかり過ぎてマクロ使う時ぐらいしか実用性がなかったのだが、このマシンなら瞬時に立ち上がるし、使い勝手がかなり良い。
他にも正規表現が使えるとか、保存時の文字コードを簡単にいじれるとか、利点は多い。
唯一の問題点としては、印刷(装飾系)が弱いって事だが、ただの文章を書く事の方が圧倒的に多い生活だからねぇ。
……ああそうだ、まだプリンタは繋いでないんだった。忙しくなる前にやっとかにゃいかんなぁ。
2005/3/18
見られないページとかも増えてきたので、「まあWin98ぐらいは動かにゃまずいだろう」と、ヤマダ電器を覗いて見た。
ふーむ。中古で四万円ぐらいか……もう少し安いとポケットマネーで何とかなるなぁ。んじゃ、ソフマップは? 無し無しの機体が一万円かぁ。でも何か、FDが汚れてるし、耐久性に難がありそうだなぁ。
ん、こっちの機体はソフマップオリジナルの牛丼パソコン展示品――三万五千円。
って、CPUは2ギガ超えてんのか。
まあOSを買ったらまたかかるだろうけど……そうだ、ネットで値段確認してみるか。
とゆーことで、CPUが3ギガのメモリ1ギガ、HDが250ギガ、XPのオフィス2003の、合計153300円となりましたとさ。
……だって、中古でもあんまりお得感ないんだもの。
で、使っている感じとしては。
K2エディタがメモ帳並みに早く起動するので素敵(95の時と同じソフトを使うか)。
FD全損、ドライブは旧規格のPC9821からどうやって作品類をお引越しさせようかと危惧していたが、どことは言わないが管理の一端を任されているホームページのサーバを利用して100メガぐらい送る事に成功した。
問題としては、キーボードが「まだ」だか「根本的に」だか知らんが、手に合わない。
カーソルが遠いんじゃよー、デリートが遠いんじゃよー、小指をぐっと伸ばしても届かんのじゃよー、どーしてわざわざカーソルの左に隙間を空けるのか、その設計理念が分からんのじゃよー……。
バネが強いせいかキーが重いんじゃよー、カタカタやってると指が疲れてくるんじゃよー……。
でも、キーボードを買い換えるのは面倒なんじゃよー、でかいから持って帰るのも億劫なんじゃよー、しかもニーズ通りのキーボードは多分高いんじゃよー。
しかし、本当のとこ、作業効率に影響が出るので、どーにかせんといかんなぁ。手が痛くなりそうだし。
ノートパソコンサイズとか? うーむ。
2005/3/13
久々に部屋の掃除をして、布団を干していたら。
雪が。
……なんだ、それ。
大慌てで取り込む事となった。
むー、また湿ってしまった。
昨日から喉が少々痛くて、ウダウダしている。
それだけなら良いのだが(良くもないが)、この前ラーメン食べた時火傷した舌が、化膿してんだか何だかで、痺れたように痛いまま。
どうも口の中の傷やら何やらが、すぐには回復しないのだ。
これは何なのだろう。
歯周病で雑菌が繁殖中とか、そういう事か。
医者行っても、口の中用塗り薬を出す程度で、根本的な解決法とかのアドバイスは一切しないしねぇ。
まあ差し当たり、濃いめに作ったイソジン液で口を濯いでいるのだが。
TVアニメ『まじかるカナン』は謎だ。
別に再放送ではないと思うのだが、数年前にPS版ソフトで同タイトルを見かけた事がある。
が、別に人気シリーズという感じでもなかったしなぁ……。
しかも何だかゆるいオープニングと主人公の声。
そして、ちょい前にやっていた『リリカルなのは』とかなり酷似した道具立て。
まあ見ている大きなお兄さんがいるので、間違いではないのかも知れないが、それにいても謎。
TVアニメ『ふたりはプリキュア MAX HART』。
新シリーズに入って、まずは安泰。
しかしあの枠は堅いなぁ。ドル箱時間帯だから資金やら人材やら集めやすいのだろうし、善循環というか拡大再生産というか。
この話、何となく「大人しい娘萌え」(工夫がない表現だが)な気配が漂う。
これは、相反する二人を主人公にしたせいで、バランスが拮抗したからかも知れない。
思い出してみれば、どれみの場合、はづき以外はC調人間(古い)であり、また、はづきの性格は「内気」というマイナスイメージに持って行かれがちだった。
これがプリキュアのほのかだと、最初の段階でなぎさの憧れの人的扱いであったりする訳で、「大人しい」が「落ち着いている」のプラスイメージとして扱われている。
この辺りが、この作品に感じる新鮮さの一つではなかろうかとも思うのだ。
もう一本TVアニメ『グレネーダー』。
殺生をしない平和主義のガンマンというと、もう、ヴァッシュ・ザ・スタンピードしか出て来ない訳で。
比べるべきではないと思いつつ比べてしまうのは、仕方のない話。
最大の差異は、裸体ではないかと。
ヴァッシュはアレだし。だからこそ「殺さず」に説得力があったのだ。
まあ『グレネーダー』は、根本的にテーマが違うから言うだけ野暮なのだが。
2005/3/10
ライブドアのニッポン放送買収の話。
まあ、ニッポン放送やフジテレビの社員が、現行の経営者に全く逆らえないのは分かる。
分かるので、社員のライブドア批判の言葉には全く力がない。
それを、分かっていながら掲載する新聞やらテレビやらの感覚が、どーもアホっぽい。
これはそう、東京フレンドパーク2で「金貨をダーツに替えますか?」という質問や、ためしてガッテンで「ガッテン頂けましたでしょうか? 『ガッテンガッテンガッテン』」みたいな、結果が百パーセント決まっている、何の意味もないやり取りなのだ。
それは、「公益性」を重んじるという報道人ではなく、社の命令であれば明らかな虚報だろうが、政府のプロパガンダであろうが、視聴率のための事件捏造であろうが、良心の呵責も何もなくだだ流しにするであろう、腹話術人形が如きフツーのサラリーマンの姿を際だたせるだけなのだ。
サラリーマン的な感覚を悪と見るのは短慮かも知れないが、会社や国のような権力組織は甘やかすと人の命を軽視するようになる。捧げるのは給料分の労働だけで充分。
2005/3/3
ムショーに。
ムショーに。
ムショーに行きたくなったので。
今回の「遠くへ行きたい……って訳でもないんだが」は、横浜刑務所です!
……駄洒落かよ。
先月どこに行くかなぁ、と考えている中の第一候補がここだったのだが、色々やっているうちに、東京証券取引所が出てしまったというのが真相。
言うなれば、自分に好意を持っている異性の幼なじみと付き合おうかと思っていたら、緑の髪の試作ロボットとかにちょいと目を惹かれたりなんかした訳だが、まあそれなりにイベントも片づいてしまったので、やっぱり異性の幼なじみに戻った、よーなもの(比喩だか何だか)。
まあ刑務所の場所というのは、公共施設なので簡単にYahoo!地図で見つかった。
えーと、最寄りの駅は――港南中央? ピンと来ないなぁ。と、地図を拡大してみると、京急の上大岡からちょっと歩けば安上がりな事が判明した。
よーし、行くべし行くべし。
12時前頃に相鉄線に揺られ、横浜へ。それから京急で上大岡。
上大岡へ到着。
割と街だなぁ、ここは。
えーと、曇っているから方向がイマイチ分かり難い上に、案内地図みたいなものがさっぱりなくてアレだけど、ともかく、プリントアウトした地図を頼りにいーかげんに歩いてみる。
と、遠めに赤い風船が見えた。
Yahoo!地図に、何故か赤い風船は載ってたんだよなぁ。
うん、どうやら方向は合っているらしい。
で、少し進むと、いかにもそれっぽいスペースが。
えーと、公園――というか、グラウンドか、これは。
そっちは公園だな、子供とか遊ばせてる。
更に進んで行くと――あ、門がある。門の脇に敷地内の図が。
横浜刑務所、少年鑑別所、横浜拘置支所。
うむ、間違いない。
ここな門から内側に入るのは、関係者以外ダメだろうから、周囲をぐるりと回る事にしよう。
敷地側には歩道がないので、敷地の反対側の歩道を、あんまりじろじろ見ていない風を装い歩く。
……地元の人にしてみりゃ、あんまり見物に来られるのも嫌だろうしねぇ。
一番手前にあるのが、少年鑑別所で、その向こうに刑務所がある様子。
窓には鉄格子――ではなく、磨りガラスのこう、ブラインド状に組み合わさったヤツで目隠しがしてあった。
これだと中はほとんど見えない。
ちなみに、向かい側には保育園や介護施設がある。
公園、保育園、介護施設、そして刑務所……まあ、ねぇ、住民感情の結晶みたいな感じか。
敷地内には、職員の宿舎もあったけれど……自分が働く立場だったら、あんまり近くに住みたくない気もするけどなぁ。オンオフ付くのかな、って、まあ、社宅とか社員寮って、そういうもんかも知れないけど。
道を曲がると、今度は刑務所。
定番の、4、5メートルぐらいある、白い高い壁が建物のない部分を補っている。塀の上には、所々に監視カメラもある。
これは乗り越えるのは大変そうだ。が、鉄壁かどうか、というと疑問が残らないでもない。
塀と歩道は少し離れて、大きな壕状になっている箇所が出たが、壕の底に謎の物体が。最初サーチライトかと思ったのだが、石を鉄の足で支えたもの。何なのか未だに不明だ。
しかし塀が高いので、内側がさっぱり見えない。
と、おあつらえ向きに、坂道があったので、上って眺める。
うんうん、中の建物が見えるぞ。
窓はやっぱり、鑑別所と同じ磨りガラスのブラインド。
で、真ん中辺に、ひときわ高い建物が見えるけど……監視塔?
再び下りて、刑務所の周囲を歩く。
あら、こっちにも職員の寮。
なんかこう、あんまり小さくまとまるのも、よろしくない気がすんだけどなぁ。
後は面会受付があったが、幸いにも内側には誰一人知り合いがいないので、利用は出来なかった。
さてそれから、もう一つ曲がって――ん、門?
えーと、通って良いのかな? 今し方、犬の散歩している人が入って行ったし、見張りや門番もいないし、まあ、いいのか。
よく見ると、夜間閉鎖の旨が書いてある。つーことは昼間は良いって事だぁね。
安心して中へ。
といっても、塀の外。
あんまり愛想のない刑務所を左手に、その他の施設を右手に見ながら進む。
多分、職員対象と思われる道場と、やっぱり宿舎と、唐突に一軒家。所長か何かの家か?
そして、公園というか休憩所があって……東屋で胡弓を弾いている人がいた。
服役中の仲間に聞かせるために毎日通い詰めている元蛇頭の構成員とかか?
……多分、練習じゃないかな?
その先に、刑務所製品の展示場(兼販売所)があった。
はっきり言って、外から眺めているだけだったので、これ幸いと入ってみる。
店と言うより、事務所っぽいところに遠慮がちに入ると。
焼き物や家具、飾り物、便せんやらうどんやら、何の統一性もない製品群が置かれている。
まあ流石にモノは良さそうなのだが、欲しいものはない。
それそのものとしての価値はあろうが、自分の部屋に置きたいような機能性が感じられないんだよねぇ。木のティッシュケースとか、いらんでしょ。良いものだとしても。
特徴的だったのは、一つ一つに出所が書いてあるって事。静岡刑務所とか。
つまり、輸送にも手間暇かけてんだねー。何の収益性もないねぇ。
刑務所の労働というのは、そもそもどれぐらい世間に還元されているのかなぁ。まさか、こういう工芸品の売買だけって事もなかろうし。やっぱり、政府公報の印刷とかか? でも、社会保険庁の不祥事問題で、パンフだかコード表だかを癒着した業者に発注して云々って話もあったから、民間委託か。
その辺の実状は興味が湧かないでもないなぁ。
帰り道、ふと見ると、「あさのや差入店」という店が。
……あるのか、そういう特化した店が。
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