思い立ったが随筆
日々思う由無事を書き連ねています。
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2007/1/26 『ゲームをザクザクと』
FF11をやっていても、スタンドアロンのゲームをやりたくなる事はあり、またスタンドアロンの方が向いているゲームもあり。
アニメ版がなかなか面白かった事と、ファミ通レビューの点の高さから、何となくマークしていたPS2版『つよきす』。ヒロインみんなツンデレ、という、妹が12人いるのと変わらないような開き直りっぷりの恋愛AVGである。
近くのゲオに並んだのだが、7000円超という、初回限定版にしても無茶な値段だったので放置していた。で、後日新宿でふらりと覗いたゲーム屋で2600円という値段が付いており――つまり、ベスト盤になっていて――購入。
始めてみると、これが面白い。ゲームとしての部分はゼロに等しいが、アニメビデオか何かだと思えばなかなかに愉快なコメディである。お約束へのツッコミが笑えるとか、パロディが笑えるとか、無茶な設定が愉快とか以上に、全般的にキャラが立っている感じ。ヒロインの大半が同じ生徒会に入っているという設定のお陰か、キャラ同士の絡みが多く(主人公そっちのけの事も多い)、キャラが多面的に描写されている。シナリオライター、かなりの腕前と思われる。
何度もプレイするというタイプではないが、これは良いものである。漫画5、6冊分ぐらいの値段と考えれば、コストパフォーマンスも悪くない。
ゲオで新年安売りをやっていたので、PS2版『アーマード・コア ラストレイヴン』も買った。
「最終決戦前にして、どんどんレイヴンたちが死んでいくが、君は生き残りの最後の一人になれるか?」みたいな内容からしても、PS3版では「レイヴン」という傭兵の存在が過去のものにされている設定からも、PS2版最後のACであるという事からもなるほど「ラストレイヴン」なんだな。
で、こいつは、前作PS2版『アーマード・コア ネクサス』のデータをコンバート出来るとのこと。
縛りとしては、資金は持ち込めず、パーツのみ持ち込めるという事なのだが。資金を全部パーツにしてしまうところなのだろうが、まあそこまでガチガチにやる事もないと思い、メモリーカードに残っていたデータをそのままコンバートした。
ガレージのテストモードで一応の動きを思い出した後、アリーナ対戦で資金とパーツを稼ごう――としたら。
ありゃ、掛け金取るのか。チュートリアルやらマニュアルやら読むうちに、ミッション中に部位破壊されたパーツがロストする事も判明。
……って事は、結構お金かかる?
でも今さらだし、どうにかなるだろう、と、数日かけてアリーナ対戦を2位まで勝ち上がり(1位が突然強い)、ミッションを始めた。
微妙に手強い敵ACに辛勝した後、ふと気付くと頭部パーツが破壊されていた。
あー、これが部位破壊か、お金結構かかるなぁ、と、思いつつショップを見ると。
売ってない?
ひょっとすると、これって、ネクサスで手に入れた一点もの?
なかなか先は険しそうで。
現在主に使用しているセッティングは、タンク型で武器腕のミサイルと連動ミサイル。そして、肩武器はファンネルか、ミサイルを状況に応じて選択。色々試していたのだが、武器腕のミサイルがロックが早く、敵AC相手には有効だった。どんなにいい加減に撃っても目標を追い回してくれるミサイルは、やはり楽で強い。本当はマシンガンとかで削りながら間合いを詰めてブレードで一閃、とかが格好良いんだけどもね。
PS2版『ペルソナ3』に興味が湧いて来たので、秋葉原に行った時にPS版『ペルソナ2 罰』を買った。
――そういうもんでしょ?
前作PS版『ペルソナ2 罪』のセーブデータをコンバート出来るらしいので、やっておこうと思ったら、データがどこにも残っていなかった。
ソフト自体を売り払ってしまっていたせいか、セーブデータも消してしまったらしい。ちょっと残念だが、まあ大した違いがある訳でもないし、今さら罪を買うのもアホらしい。
話が分からないと興醒めなので、「ストーリーを教えてくれるスレ」の保管庫Wikiに行って罪のストーリーをおさらいしておいた。
あー、そうそう、そんな話だったねぇ。
で、罰開始。
今回は前作のヒロインが主人公で、恐らくは罪の各々の事件を別角度から見る事が出来て、それで物語の全貌が明らかに――って、アバタールチューナーと構造が似ているような。
今は電波君に航空博物館へ招待されたところ。
システム周りでは、合体ではなく、カードを集めるという召喚方法が、も一つ物足りない感じがするのは前作通り。十字キーの移動が面倒とか、物陰になった時に手前の物体が透けないから見辛いとか、流石に一昔前のゲームらしい不便さはあるものの、先のストーリーが気になるし、ペルソナを使った戦闘もそこそこ面白い。
まだ最初の方だから、評価するというほどの状態でもないけども。
2007/1/7 『遠くへ行きたい……って訳でもないんだが――買わなけりゃタダ、横浜リセールショウ』
最近忙しかったのが、ちょいと一区切り付いたのだが、この先また忙しくなる恐れもちらほらとあるので、どこか行くなら早い方がいいなー、と思いつつ「横浜」「イベント」でぐぐってみた。
「横浜イベントカレンダー」というサイトが見つかったので、確認確認。
「アイドル!」展に、アートリンク、フリーマーケット……と、色々ある中で、「■第12回 横浜リセールショウ2007・冬」というのが目に付いた。
場所はパシフィコ横浜、最寄り駅はみなとみらい線のみなとみらい駅。説明文を読むと「全国のリサイクルショップ、質屋などによる二次流通マーケットの展示・即売会」だとか。
中古の雑貨類とかは、意外と見てて面白かったりするもんだし、パシフィコ横浜は中に入った事がないから一度見てみるのも悪くないし、そもそも入場料が300円だから、大して懐も痛まないし。
ということで、行く事に決定。
どうせ長々と居るもんでもなかろうし、午前中にパッと済ませる程度の勢いで。
10時ぐらいに出て、11時ぐらいに現地に着いて、みたいなのが理想かなぁ。
という目算で当日。
9時過ぎ起床。
さっさと出れば充分予定通りだったのだが。
メールや掲示板の書き込みに少々手間取っていて、家から出たのが10時過ぎ。
加えて、道中で読む本を借りようと、図書館に寄った結果、横浜行きの列車に乗ったのが11時直前だった。
……守らなくても良いと思うスケジュールは、大体こうなる。
相鉄線に揺られながら、サンマーク出版という恐らくは日能研とは全く関わりがないと思われる会社の「□い頭を○くする本」なるクイズ本を読む、というかやる。答えを見て「あっ! なるほど!」というものの含有率が1割程度で、後は「そりゃそうかも知れないけどさ」というもの。もしも金を出して買っていたら、当方の□い頭の頂点のところで赤い体液が出るまで小突いてやるか、モヤッとボールを5万個ぐらい叩き付けてやりたい感じ。
横浜から、階段を下ってみなとみらい線へ。
みなとみらい駅は――180円か、初乗りのくせに高い高い。
地下鉄なので、見るべき景色もなく、みなとみらい駅に到着。
ええと、パシフィコ横浜方面という出口はないけど――ああ、地図があった。なるほど、5番出口から地上に上がれば良いのか。
何となくエスカレーターを使う気分ではなかったので、やたらと長い階段を一気に駆け上る。
えーと、パシフィコ横浜は……あっちか。
あ、スイカホテルとか観覧車とか見える。別に珍しくはないけれど、この角度と距離からは見ないなぁ。ランドマークタワーより海方向に来る事がなかった証拠だな。
道一つ渡って、パシフィコ横浜に到着した。
共通の入り口からロビーに入ると、入場券売場があった。客が並んでいたりは別にしない。
「すみませーん、大人1人」
「横浜リセールショウで良いですか、大丈夫ですか、間違いはないですか、つか、間違いじゃないの、大丈夫? あんた貧乏そうだよ。客層とちょっと違う感じよ(意訳)」
「間違いないですよ」
300円払って、入場券を受け取る。
招待券だの何だのが流通しているっぽいし、恐らくは無料で入る人が多いのかも知れないが。
入り口の係員の人に、チケットを渡して、テーブルに置かれたスペース案内のパンフレット――というか、ただの折り込みチラシを取る。
中に入ると。
ビッグサイトと似た形だ。あれの東ホールの1つだけ、ぐらいの広さ。
そこに、販売ブースがいくつも出来ている。
ラインナップは、時計、バッグ、毛皮、時計、バッグ、毛皮……。
あー、このタイプか。
まあ覗くだけ覗いてみましょう。
客の数はまあそこそこ。歩くのには全然困らないけれど、たまに人垣が出来ているブースがあるぐらい。客層は、やはり中年女性が多い。
そこは――蝶野正洋プロデュースの、ちょいワルオヤジ用アイテム屋。んー、自分は善良極まりない若者なので、どちらにも該当しないかな(←自由業 32歳)。
角のブースには、雑貨が色々と。覗いてみると、鯉の置物や、急須セットや、アメジストの置物や、箱にいくつも入っている万歩計……質屋の万年売れ残り品みたいなもんだな。
他を見ると、毛皮のコート、バッグ、貴金属アクセサリー、時計が交互に並んでいる感じ。
毛皮のコートって、まだ存在したんだなぁ。動物愛護とかの関係で、もう売れなくなったかと思った。
バッグは、ルイ・ヴィトンぐらいしか分からないが、ともかく数万円から数十万円のものが割と無造作に売られている。自分の頭の中に、相場感覚が入っていないので、それが安いのか高いのかは分からないが、多分安いのだろう。ゲームソフトとかなら、割と分かるんだけどねぇ。
奥の方で、ポップコーンが売られ、軽食スペースではタコライスが売られていた。しかし、常々思うのだが、タコライスという名前はあんまりよろしくないのではなかろうか。魚介が苦手な人を無意識下に遠ざけている気がする。タコスの単数形のタコの具が載っているからタコライスだそうだが、日本では1つでもタコスと呼ぶのだし、タコスライスで良いじゃないか。そうすれば――
「タコスライス喰う?」
「いや、オレはぶつ切りの方が良いな」
――もっとダメでした。
軽食スペースの近くの、ほんのちょっぴりのスペースで、カーステレオが売られていたが、興味のないこと甚だしく、別のブースへ。
こまごまと、定番商品以外のものも売られてはいるのだが、あくまで箸休めの感が拭えない。
やっぱりバッグやら財布やらが多い。当然女物の。
まあでも、時計ならいくらかは男物もあるな。見てみると。
数万、数十万がゴロゴロと。高いねぇ、高いなぁ。
と、
「在庫一掃のため、これより、全ての商品付いているお値段に関係なく3000円で販売致します!」
模造紙に数字を書いて見せながら、叫び始める時計屋。
18000とか書いてある腕時計が、3000円というのは、確かに安いわなぁ。
ちょっと興味が惹かれて見ていると、隣の客に店員が説明をしていた。
「お薦めはこの2つですよ。電池がですね、8年ぐらいもつんです。電池交換だけでもお金かかりますし――」
今思うと、要するにそこが問題なのかも知れない。つまり、時計を在庫として持っていると、電池の入れ替えだけでコストがかかる。しかし、電池の切れた時計は、壊れているみたいに見えるし、売りにくい。
興味が湧くには湧いたが、しかし、別に自分今時計持ってるし、壊れてるけど動いてるし、腕時計しないし。どんなに安くても、2つはいらない。
という風に自分なりに納得させ、僅かな購買意欲を成敗した。
時計ってしかし、そんなに回転の良いものなのだろうか。恐らく、この日本で時計が必要な人間は、既に時計を持っていると思うのだ。そしてその時計は、大して壊れもしないし、新型が出てどうこうという事もないし、流行がどうという程には流転しないから、買い換え需要もない。そういうものの質草としての価値は、何か幻想めいた、迷信めいた、薄氷どころか、既に水の上に浮かんでいるような状態なんじゃあなかろうか。
貴金属のブースを覗くと、金杯やら金の大黒やらが、金っぽい値段で置かれていた。
特に買うものもないので、外に出ようとすると――入り口付近にローンの相談窓口があった。うーむ、まあ、現金で買い付けるには、少々桁の大きすぎるものもあったけども。
出口で、再入場用のチケットを配っていたが、特に貰わずに素通りし、アンケートだけ書いて会場を後にした。
折角なので、パシフィコ横浜の中をもう少し歩こうと、奥の方へ進む。
もう1つホールが使われていて、ミナミスポーツのバーゲンをやっていたが、今現在スポーツ用品で欲しい物はないので素通りした。
一番奥のエスカレーターを昇り2階へ行くと――ベンチの上で寝ている人(足もとにカップ麺の空きカップ)が、幾人かいた。寒い夜には仕事なり何なりしておいて、こういう昼間に寝るしかないのかも知れないなぁ。
2階には、喫茶店と軽食レストランと、パソコンやらコピー機やらが使えるレンタルオフィスみたいなものがあった。この辺は、ビッグサイトと理念的に変わっていない感じだな。
パシフィコ横浜を出た後、はたと気付いたのだが。
ここって、桜木町駅のかなり近くだ。
クイーンズスクエアから、ランドマークプラザを横切り、桜木町駅へ。
JRの運賃が130円。みなとみらい線より、断然安い。迂闊だった。
そして今、改めて地図を見ると、パシフィコ横浜からだと、横浜駅と桜木町駅の距離はあんまり変わらない。
よーするに歩いて行ける距離だった。
2迂闊。にうにう。
教訓:下調べはきちんとしましょう。
その後、例によってリオでポークカレーとビールを頼んだ。
リオに限らず、吉野家とか、東秀とか、安い飯屋系の店で昼間に頼むビールというのは、結構気分が良い。
リオの場合、缶ビールとお冷や用のコップが出される。
平日を引きずったような空間で、このしみったれたコップ。ビールに対して不真面目、不誠実で実に良い。酒に対しても、いーかげんでお休みな感じ。
ひと息で飲み干せる分だけ注いで、泡の量がちゃんとしているうちに、ごくり、ふぅ。
「ごくごく、ぷはー」というのは、飲みきれない量が入っているジョッキ生ビールの表現。ひと息で飲み干せるビールは、「ごくり、ふぅ」。これが休みの日の昼飯のビールのあり方で、これを過ぎるとまた野暮ったい。
半分程飲んだところで、カレーが来る。トッピングサービス券でコロッケ付き。
スプーンで作り置きの冷めたコロッケを少し削り取って、つまみ代わり。
コロッケ半分ぐらい食べて、ビールも空になったところで、カレーに移る。
福神漬けとラッキョウを、スプーンひとすくいごとに必ず入るぐらいの数入れて食べる。
カレの辛味が福神漬けとラッキョウで柔らかくなる。そして、ラッキョウの歯ざわりが、具の少なさを補ってくれる。
どこかしらで食べた事のあるような、カレーの最大公約数のような、特徴のない、昭和っぽいカレー。
「ごちそうさま」と言って外に出ると、他の店は行列が出来まくっているのに、リオは空席あり。
そういう人気の微妙なところ、実は気に入っているポイントの1つだったりする。
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