思い立ったが随筆
日々思う由無事を書き連ねています。
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2012/6/2 『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第38回 お宝ザクザク:弥永北海道博物館
今日も今日とて、行き先を考える。
こういう時は、まず、北海道か札幌のイベントをぐぐってみる。
で、目を惹く物があればラッキー。
それでも見つからない場合は、JRや地下鉄の路線図を、それでもダメだとぐーぐるマップを見る事になる。
拡大したり縮小したりするうちに、何か行った事のない場所が浮かび上がって来る事がある。
そんな訳でぐーぐるマップをグリグリやっていると、地下鉄十八条駅近辺に何やら「博物館」の文字が。
大学時代はよく通った、勝手知ったる場所なのだがはてさて。
改めて調べてみると、この弥栄北海道博物館なる施設は、貨幣や砂金の蒐集と研究を行っている弥栄氏が作ったものだとか。
簡単に言えば、マニアをこじらせた人か。
恐らくは客が全然いなくて、妙な居心地の悪さのあるとこなんだろうなぁ……でもまあ、見ておくべきな気もするし。
うむ、行こう。
九時三十分開館だったが、きっかりに行く程のやる気はないので、十時ぐらいに到着。
愛車ぽす太で三十分かからない距離だ。
昔は北大をぶち抜く道がなかったから、もう少し遠かったんだろうけど。
さてさて、博物館博物館……ストリートビューで確認してたし、確かこの辺……あったあった。
自動車が二台駐まれるかという程度の駐車場の奥に入り口がある。
ガラスのはまったドアを開ける。
狭いスペースにお出迎えのアンモナイトの化石がある。
中に入ると、スリッパが置かれ靴を脱ぐ場所が……って、これ一軒家じゃね? ちょっと広いだけの普通の家じゃね?
当初危惧していた通りの作りをしている。
ほぼ間違いなく館長と思しき紳士が、「ども」みたいな感じで目配せをする。
記帳ノートがあるので、取り合えず住所と名前を書いてから、カウンターで入場料を支払う。
館長氏は、展示は三階構成になっている、と、一言説明して、後は我関せずという感じになった。
びったりフレンドリーにくっつかれても鬱陶しいだけなので、この対応はむしろ有難い。
一階は石の展示。展示スペースは一部屋だけ。やっぱり一軒家だここ。
アメジストとか何とか、パワーストーン屋とかに置いてありそうな石の標本が並んでいる。マニアにはたまらんのかも知れない。
通路を抜け、奥の展示スペースに行く。
あ、またアンモナイトだ。でかいな。中型犬ぐらいある。
それからこっちには、鉱山で働く人の格好をしたマネキン。装備のずれ加減が不気味だな。
石の標本には、石炭もある。石炭を直に扱う事ってなかったけど、こうやって見るとピカピカして黒曜石みたいだな。黒いダイヤという言われ方も、貴重さばかりを表したものではないんだろうな。
これは琥珀か。こうやって見ると綺麗だな。虫が閉じこめられたヤツにはルーペが据えられている。お、丸ごとトカゲが入ってるのもある。
一階を見終えて二階に上がる。
こっちは一階ほどの雑多さはなく、割とはっきり分かりやすく金に関する展示。
砂金取りの道具や、砂金そのもの、金鉱など。何というか、やっぱり金となると興味が自然と湧く。
ゴールドラッシュの話も掲示されていた。考えてみると、ゴールドラッシュの時って、実際に金を採っていた人たちはどれぐらい儲かったんかね? 砂を必死にさらって一粒二粒の世界なんだし、これを一グラム集めても今の相場で四千円ぐらい。でも、人が殺到したところをみると、それなりの量がコンスタントに集められたんだろうか。
三階は、特別展で、主に北海道の鳥瞰図色々。札幌やら小樽やら函館やらが、カラーで描かれていてなかなか美しい。発行は大正とか書いてあったけれど、復刻版ではないのかな。保存状態が良すぎる気がした。
説明書きがプリントアウトした紙を繋ぎ合わせたもので、手作り感溢れ過ぎている。
そもそもが個人の趣味を形にしたような博物館だから、むしろ違和感はないが。
こうして一通り見終え、博物館を後にした。
土産物として標本が売られていたが、そこそこ良い値段するし、買う気にはならなかった。
ああそうだ、見学客は当然のように、最初から最後まで自分一人だけだった。
<出費>
入館料:500円
計:500円
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