思い立ったが随筆


 日々思う由無事を書き連ねています。



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2014/1/28 『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第57回 未来の消費者を育てよう:トミカ博

 男の子であれば、多かれ少なかれ、小さい頃ミニカーで遊んだ記憶があるのではなかろうか。
 自分も、ミニカーで遊んでいた記憶がある。兄と共有で目覚まし時計か何かの箱に収まる数、せいぜい10台か20台に過ぎなかったが、金属のボディによく回る車輪の付いたそれは良い遊び道具であった。
 あれがトミカだったかは分からない。あのドッキリマンでお馴染みの「コスモス」が大手を振って商売をしていた時代、パチモノである確率の方が大きそうだ。
 マックスバリュの、懸賞シール台紙置き場にぶら下がっていたトミカ博の割引券を見た時、そんな事を思い出が一気に脳裏を去来したようなしないようなであった。
 何にせよトミカ博には行った事がなかったので行ってみよう。

 当日。
 9時過ぎに家を出て、地下鉄大谷地駅で降りる。
 ええと、会場はアクセスサッポロで、臨時のシャトルバスが出てる筈なんだけど……分からない。
 これと言って目立つ掲示がないな。
 あれ?
 ん?
 どこだ?
 ターミナル内を歩く。
 ええと、路線図があって場所はこういう形……まあ歩けない距離でもないけど、微妙に遠くて時間が無駄だ。
 しばらく歩き回るうちに、シャトルバスがやって来るのを目撃、乗り込む事に成功した。
 よく見ると乗り場の貼り紙がしてあったが、A4用紙にプリントアウトされた貼り紙が一枚きりでは気付かないのも無理はない。もう少し目立たせれば良いのに。
 バスは全員座ってまだ空席がある程度の入り。
 開始直後なので、親子連れの混雑を予想していたがそうでもないな。あんまり客が入っていないのか、時間がまだ早いからなのか。
 10分ほどバスで走った後、アクセスサッポロに到着した。
 バスから降りたところにいる係員の人に運賃の200円を渡して、アクセスサッポロのロビーに入る。
 微妙に賑わうチケット売り場で、割引券を渡し、チケットを買う。
 そして、入り口でもぎりの人にパンフとチラシと限定トミカを貰った。
 ああ、そういう特典もあったのか。知らんかった。
 車種は……アーム付きのパトカー。
 って、何故よりにもよって架空の車。
 それとも、アニメとかで登場してるとかか? 自動車ネタの最近の作品だったら、ジャイロジェッターってのがあったが、あれは変形前は実車と同じ形をしていた筈だから違うか。よく分からない。

 中に入ると、まずはトミカの能書きがあった。
 客層親子連れ9割なので、こういうのに足を止める人少ないな。
 イギリスのミニカーに触発され、安価で高品質な玩具を子供達に提供したいという、普通にプロジェクトX的な意気込みから生まれたもののようだ。何というか、丁寧な仕事というのは気分が良い。

 次はトミカの展示と、合間に車をモチーフにした遊戯。
 それから、ジオラマ――と呼ぶには少々リアリティが足りないが、製品のコースを長く繋げたものをトミカが走っている。こっちはプラレールだな。プラレールもトミカのファミリーか。
 玩具屋とかに展示されてたよなぁ、こういうの。トミカがコースを下って行って、最後まで行くとジェットコースターの上がるところみたいな電動の装置で上げられて、また降りるという。どこにも行かず、ただ回り続ける感じがややうんざりするんだが、小さい子だとなかなか飽きなかったりするんだっけ。ふうむ、おや、それだけじゃなくて平らなところをゆっくり進ませるギミックもあるんだな。
 コースを長く作り過ぎたせいか、元々それ程スルスル進まないぐらいの精度なのか、トミカが所々で引っかかってしまうので、係員の人が手で直している。

 こっちは、ふむ、これは本格的に大量のトミカの展示。
 色んな車種があるな。
 ソーラーカーレースの車とかある。こっちは、イルカの運搬車両、ヤンマーの稲刈り機。
 スヌーピーやキティさんのはともかくとして、大半は実車をかなり再現している感じで面白いな。
 やっぱりこういうとこにハマるんだろうな。
 男の子的感覚として、具体的な何かをモデルにしている事が嬉しくなる訳だ。で、ハマった子供に「おっ、かっこいいパトカーだね」とか言うと「ちがうよ、コスモスポーツL10A警視庁第八方面交通機動隊仕様だよ」とか返されて、大人はイラッとさせられる寸法である。
 自動車だと興味は湧かないが、MS−O6Cとか、NT−1とか、MS−14JGとか、RGM−79とか考えれば、腹の虫が治まらなくもない。

 トミカの展示スペースの次は、遊戯スペースになっている。
 トミカ釣りやトミカスマートボールなど、トミカを利用したゲームで、賞品がトミカになっている。参加料はチケット式で大体500円ぐらい。当然親子連ればっかり。
 それを通り過ぎると「トミカ工場」なるブースで、自分の希望のパーツを用意すると、スタッフの人がその場で組み立ててくれるというもの。作業を見てみたかったが、依頼した人以外に見せる事をあまり想定していない作りだったので、遠目に眺めただけ。
 それから、軽食の飲食スペースがあり、オリジナルのトミカどら焼きが売られいた。
 そして最後に、トミカの販売ブースが広々と作られていた。むしろこれが本体に近いかしらん。
 こういう会場限定のトミカとかもある様子だが、これだけ数が出ている物だと、プレミア感がかなり少なそうだ。それは悪い意味ではなく、どこまでも子供の玩具という一線を守っているとも言える。

 こうして、トミカ博を後にした。
 何だかんだで見入ってしまうなぁ、こういうのは。
 尚、貰った限定トミカは、何かの折に箱から出して遊んでみようかと思うが、そうしない可能性の方が高い気もする。
<出費>
交通費:900円(ドニチカキップ:500円 シャトルバス:200円×2)
入場料:800円
計:1,700円


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