思い立ったが随筆
日々思う由無事を書き連ねています。
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2016/5/29 『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第85回 先頭の尖塔で千頭と戦闘する船頭の給与25セント:扇の湯
大学時代は風呂なしの貸間にいたせいで、銭湯通いは生活の一部であった。
今は、内風呂のある部屋に住んでいるので、銭湯の必要性は全くないのだが、大きい風呂に入りたい気分になる時はそれなりにある。
が、気分だけで終わっており、周囲に二軒ほど認識している銭湯ののれんをくぐった事がない。
大学時代の先輩が銭湯マニアで、かなりの数の銭湯を制覇している。その域を目指すつもりはないが、近場の銭湯に行ってみるのも良かろうと思い立った。
さて、準備。
単なる銭湯の場合、スーパー銭湯や温泉施設と異なり、シャンプー類などがデフォルトでついていない可能性が高いので、困らない程度に用意していく事にする。
洗面台の下の収納を確認しよう。
ふむ、蓋付きの石鹸ケースがあった。これ、転勤時に使ってたヤツかな。石鹸はボディーソープばっかりになって、使い切れていない小さいヤツを入れ、シャンプーはどっかの旅行時の使い切り用が残っていたからこれも石鹸ケースの隙間に入れる。
タオルは普通のフェイスタオルを一本。バスタオルまで持って行くと荷物になるので、これ一本で済ませるのが旧来の習慣である。もちろん、レンタルとか何とかでバスタオルが使える場合は使う。
これで一式揃った。外観的には、ビニール袋に石鹸箱とタオル一本入っただけというわずかな荷物である。
出発。
到着。
大きな通り一つ隔てて少し歩く程度。五分かそこらの徒歩圏内である。
入り口には何種類かの浴槽がある事を示す看板が出ている。
階段を上がって入り口から中に入る。バリアフリー構造ではないのは、「これぐらい上れない人は、浴室内で転んで事故を起こされたりするから、お断りだ」という強い意志の表れ、かどうかは知らない。下が駐車場になっているからという理由もある。
中に入り、下駄箱で靴を脱ぐ。戸一枚隔ててロビーとカウンターがある。番台と違い、脱衣室側には繋がっていないカウンターである。
「大人一人」
「四四〇円です」
番台のおねいさんに言われるまま、料金を支払う。
小銭がぴったりあるな。
支払ってから。
あ、ロッカーの百円ないな。
「それと、シャンプーを一つ」
「メリットで良いですか?」
「はい」
「三十五円です」
二度手間で千札を崩して、脱衣所へ。
壁際にロッカーが並び、棚には籠がある。身一つで来る場合は籠で良いが、自分は色々入れているバッグを持ってきているので、ロッカーを使う。百円リターン式。あらかじめ調べておいた通りだ。
脱衣室は棚のせいもあって少し狭い感じだが、窮屈ではない。
浴室との区切りがガラスになっていて、中がよく見える。
まだ日の明るい時間だが、十人前後入っている。初老から高齢ぐらいの人が多いかな。
大学時代、なんかの加減で一番風呂に入る時は、貸し切り状態で割と気分が良かったものだ。終わり際は微妙に混むんだよな。
さて、浴室に入ろう。
壁の上の方に付いた窓から日の光が入るので、かなり明るい。
隅に椅子と桶があるので、自分の分を一つ持って、洗い場に座る。
お湯の蛇口は――ボタンを押して一定時間出る方式じゃないのか。なんかそのタイプに慣れすぎてたんだな。
頭と体をすっかり洗う。
まだ空いているので、周りを気にしなくて良い。快適。
ジャグジーがあるな。うむ、ぶくぶくぶくぶく。
こっちは普通の浴槽、ではなく、水流と電気風呂。お、お、お、電気に押される感が結構強い。今まで入った中で一番強い感じがする。長時間はやめろとか書いてあるけど、実際あんまり長くやってたらどうなるんだろう。どうかなるぐらいのものを、公共の場で使わせるだろうか。ひょっとすると、湯中りするぐらいまで長くない限りはどうでも良いのかも知れない。
もう一つの浴槽は水風呂だし、こっちのドアはサウナだから置いといて……こっちのドアの向こうは薬湯か。茶色い薬湯だな。少しぬるめか。ふむふむ。
水風呂ってこういうところはいつもあるけど、どうにも入る気にはならない。
サウナからの水風呂なんて、正直血管疾患促進装置みたいなもんだろうに。大体、どんなに暑いところにいても、いきなり冷たい水ってなんか嫌な感じがする。涼風ぐらいが良い下げ加減だと思うけどなぁ。
一通り湯船に入ったので、洗い場で軽くかけ湯をして上がった。
脱衣室からまたロビーに出て来た。
ネット情報では、休憩できるスペースが奥にあるっぽいのだが、男湯からだと導線とは完全に違うところになるので行きづらく、確認はしなかった。
扇の湯から出て、隣接するセイコーマートに入り、ミルクコーヒーを買って飲む。
このセイコーマートは、銭湯客も多少はターゲットになってるんだろうかなぁ。ご近所の一人暮らし、とか、高齢者の夫婦、とかだと、一風呂浴びてからの軽い夕食の買い物という流れにはなりそうだ。イオンとかマックスバリュも近いから、徒歩圏内ぐらいの近さ限定だろうけどな。
何はともあれ、良い湯であった。
どっかのタイミングで思い出したように行っても良いかも知れない。なんか、冬場とかね。
<出費>
入湯料:440円
シャンプー:35円
飲食:110円(北海道ミルク&コーヒー 500ml)
計:585円
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