思い立ったが随筆
日々思う由無事を書き連ねています。
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2017/12/31 『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第104回 レイとショー:ステラプレイス シネマフロンティア
『ご注文はうさぎですか?』の劇場版が公開されたようだ。
大体、アニメの劇場版(漫画原作であるが、流れはTVアニメからの派生であるので敢えてこう呼ぶ事に……面倒だな)というのは、ジブリやらなにやらの単独のものと、定番化したドラえもんやらなにやらのようなものと、何だかんだでヲタク人気が出た事によるメディアミックス戦略としてのもの、という風に分かれる印象がある。
で、三つめの分は、要するにテレビの第○話とそんなに変わらない展開だったりして、それはむしろニーズに合致するものなのだが、わざわざ劇場で観るというより、ビデオで観れば良いよね、というものだ。
で、それを劇場版でわざわざ観るというのも、一手あるかなぁと思って映画館を調べてみた。
あれ?
札幌駅に映画館あったっけ。
あっても全然おかしくなかったが、認識はしてなかったな。
よし、じゃあ、ここに初めて行きました、という事で。
行って来ました。
映画『スターウォーズ 最後のジェダイ』。
……ごちうさ?
生徒会役員共なら行けたんだけど、ごちうさはちょっと思い切りが(モタモタする間に終わってた)。
その日、会社の研修会が19時過ぎに終わり、20時ぐらいには札幌駅に着けそうだった。で、「何かやっていれば一本観ようか」という気分になった。
地下鉄で札幌駅到着。
地下鉄の一日券を買っていたので、交通費の負担はないのと同じだな。
映画館は札幌駅、JRタワーのくっついているステラプレイスの7階にあるシネコン「シネマフロンティア」。駅ビルが単品で存在するものではないので、「ステラプレイス」というのが、何を指す言葉なのかは良く分からん。ショッピングモール的括り?
エスカレーターを上って、レストランフロアを抜けて、もう一つエスカレーターを上がると、急に暗いフロアになる。
広々した吹き抜けのロビーに、チケット売り場やグッズ売り場、スナック類の販売スタンドなどが並んでいる。
ふむ、映画館だ。
まずは上映予定スケジュール。
目に留まるタイトルは、『ガールズ&パンツァー』『スターウォーズ 最後のジェダイ』『探偵はBARにいる3』『オリエント急行殺人事件』……。
ガールズ&パンツァーについてだが、タイトルの省略の仕方がガルパンなのはどんなものだろう? 制作者は間違いなくガパンツと略して欲しかったのではなかろうか? じゃなきゃあんなタイトルにするとは思えないが、あれか、敢えて逆張りをするファン心理がそう呼ばせたのか。「E電言う人、交通情報以外ではいない現象」か。
まあ実際、そういう要素だけではなくミリタリーオタク要素の強い話ではあった訳だし。あれは、「戦車道」というヘンテコ設定を割ときちんと折り合い付けて世界を作っている感じが好感持てた。アニメのポケモンでも同様の面白味があって、「ポケモンという生物がいる世界」として、細々した部分も描写されていたのが良かった。
逆に駄目な描写を例に挙げるならば、「こいつ能力者だぞ」「かまわねえ、やっちまえ!」からのチンピラボロ負け描写、乱暴者の主人公ご一行様に魔法などでついでに吹き飛ばされる酒場、幽霊とかバリバリに出て破壊とかする世界なのにそれらの現象に対する反応が現実世界と変わらない。
1つめは、チンピラの能力者に対する脅威度認識が低すぎる。そういう世界であれば、能力者達との対決がどういう有様にあるかという情報は伝わって然るべきである。で、チンピラ描写される者達は、弱い物いじめしか出来ないメンタリティに設定されているから、少しでも強い可能性のある相手に絡む可能性は大変低い。つまり、誰彼かまわず喧嘩を吹っかけるチンピラというもの自体、存在の余地がない。「やべえ、こいつ能力者だ!」もしくは、「このオレの能力に勝てた奴なんていねえ」ぐらいがせいぜい。
2つめは、そういう能力が当たり前にある世界の酒場であれば、同程度の魔法による防護や、構造の強化、更に公的権力による保障(防衛並びに復旧)等、対策がされていて当然であり「ワシの店がぁ」では終わらない。逆に、それらがない程にレアな存在であるならば、それは国家権力が相当な緊張感をもって監視するレベルであって、ぶらぶら気楽に旅をしています、てな事にならない。
3つめは、組織的隠蔽が一応の裏付けにされるが、それを本気で追求する人、追求して処分された人などが存在する道理で、口コミレベルの微妙なトーンの違いはあるべきである。そして、その世界において「そんなのあるワケない」と断言するキャラは、知的なキャラよりむしろマスコミを鵜呑みにする系のキャラが担うべきである。
お、スターウォーズが20:30からじゃないか。
熱烈なファンとかではないが、それなりに好きだしこれにしよう。
チケットは……なんか、コンビニの情報端末みたいなのが並んでいるが、これはネット購入したコードからチケットが出る、みたいなタイプかな。普通に購入するようなものと違う感じの画面だ。
単純に人のいるチケット売り場へ行こう。
「あー、チミチミ、スターウォーズのこの後の回の分をいただけるかな?(チョビヒゲを撫でながら)」(意訳)
「座席はどちらになさいますか?」
チケット売り場の人に、座席表を見せられる。
どこが埋まってるのかは分からないが、特にアナウンスせずに見せたところをみると、割と空いてるのか? 結構混雑するシリーズだと思ったけど、最近はそうでもないのか、時間のせいか。レイトショー扱いで、年齢制限あったしな。
「では、この二段目の最前列の中央辺りを」
「只今の時点で、隣りの席を開けた形でお取りできます」
「ではそれで」
「レイトショーですので1300円です」
おや、安めだな。
これはラッキー。
さて、2、30分時間があるがどうしよう。
夕食がまだだが……売店で何か買ってみるか?
ええと売り物が……ポップコーン、ふりふりポテト、チキン……しょっぱいもの、脂っこいものばっかしだな。食べ終えたゴミを持ったままの視聴というのも落ち着かないし。
売店前にテーブルを多めに置いておけば、その場でぱっと食べ終わってから、という動きになるのにな。と、まあ本来カウチポテト的なアレで、2時間の間に何も飲み食いしないと保たないという人向けのものか。
まあいいや、ちょっとレストランフロアを覗く事にしよう。
一旦シネマフロンティアを出る。
色々あるが、混雑しているし、残り20分で店に入るのは無理だろう。
あ、もう一つの駅ビルであるエスタへの連絡口ある。
ちなみに札幌駅は、ステラプレイスというJRタワーがめり込んだビルと、バスターミナルとくっついた形のエスタ、そして反対側の大丸札幌の3つの心が一つになっており、その経済効果は100万パワーに匹敵し、悪を滅ぼしたりできる。がんがんがんがん。
エスタのレストラン街には、ラーメン共和国の他に、ソフトクリームかなんかのスタンドがあった筈だ。
接続口を通って、エスタに移動する。ああ、階はもう少し上になるんだな。
で、ソフトクリーム屋……あった『クイーンズソフトクリームカフェ』。
チケット制だったんだな。
頼みやすい。
コーンとカップが選べる。コーンは好きだけど、融けたのが手にくっつきそうだし、今の状況にはあんまり合わないな。んじゃ、カップにしておこう。チョコやマンゴーかけもあるが、とりあえずシンプルにバニラ。280円也。
端っこの椅子に座って食べる。
ふむ。
なめらか感はやや少なく、ざらりとした部分がある。まあこんなぐらいかな、という程度。冬だし劇的にうまい、という事はないが、まあ小腹落ち着いた。
よし、戻るぞ。
戻って開演5分前ぐらいになっていた。丁度良い。
チケット確認してもらい、中に入る。
ええと、ここだな。
あー、結構ガラガラだな。
ガラガラだけど、同じ辺りの席を取った人がもう一人いたようだ。
座席は一つ空いているけど、周りが空いているから、ちょっと仲良しで一緒に来た風になっているな。まあ良いけど。
スクリーンでは、既に宣伝が流れている。ぼちぼち時間だが……。
『これにてプレシネを終了します』
との表示が。
プレシネっていうものなのか。
シネマをシネと略すのは止めた方が良い気がするけど。
さあて、本編――ではなくて宣伝。
ですよね。
その後、ストップ映画泥棒まであって開始。あんまり長すぎる印象はなかったが慣れたからなのか何なのか。
上映。
おお、例の「宇宙の彼方に飛んで行くのがカッコイイ、前回までのあらすじ」始まりだ。
やっぱりこれだなぁ、水戸黄門の印籠みたいなもんだ。
そして終了。
出たところでパンフレットを売っていたが、まあ良いや。気になった部分は後でネットで調べるし。
23時15分だかそれぐらいだったので、地下鉄の終電を逃さないようにまっすぐ帰った。
で、映画の内容だが、なかなか面白かった。
描写の中に、ちらちらと初期3部作を彷彿とさせるシーンがあったが、どこまでが意図したネタなんだろうな。「フォースなんかにまけない」からのフォースグリップで「フォースには勝てなかったよ…」の即落ちとか。
スタウォーズ的お約束の描写というのもあるかも知れないが。
後からレビューを観たところ、随分酷評されていた。
で、その批判のポイントは、ラスボスっぽい人がふかわりょうに似てたなとかそういう類の話ではないらしい。
つまり、「ラストジェダイ」で「マーク・ハミル出演」となっているのに、あの程度の活躍かよ、という辺りか。その件については、エピソード3だかのヨーダの残念感に通じる不完全燃焼感かな。
確かに特攻こんなに効くなら最初からやっとけよ、とか、主人公の才能は少年漫画的だなぁとか、艦隊が追いつかれるかどうかという状況下で単機離脱して他の星に行って一イベント終わらせて帰って来てまだ間に合う時間というのも無理があるなとか、攻城砲ってそこまで近くまで持って来なきゃ撃てないのかよ艦砲射撃でどうにかならんのかとか、扉を吹き飛ばすって扉しか吹き飛ばさないのかよとか、なくはない。
なくはないが。
まず一つ。これが3部作2作目という事なので、ボスが弱いみたいな話はどんでん返しが起こる可能性がある、というより高い。
そしてもう一つは、スターウォーズはスペースオペラなので、ご都合にいちいちどうこう言うのは野暮だという事。
後、メカニックの女優が不細工というのは、元々からしてジャバやチューイやレイアなど、様々な種族の生物が入り乱れた、美男美女が大活躍というだけの話ではないので別に良い。
マニアとしては「フォースの扱い方が雑」「フォースであんな事はできない」というのがあるようだが、フォースってそういう「主人公側に都合の良い展開の根拠として設定された魔法」の一つではないかなぁ。
ガンダムにおいて、ミノフスキー粒子で大概の事をやっつけてしまったり、ジョジョの波紋が太陽の光と最初は言っていたが、くっついたり離れたり、コーラの栓を飛ばしたり、ビリッとさせたり肉体を溶かしたり、ゾンビを操ったり、もう割と「エネルギー」の名の下にやりたい放題だよね、というのと変わらない。
スターウォーズは、SFっぽいメカやキャラが、じゃんじゃんバリバリアクションをやったあげくに、最後に正義が勝つ、みたいなそういうので良い気がする。
ちなみに、一番好きだったのがどれかと言われると、ジェダイの帰還のような気がするが、小学校だかの時に観たのが最初であり、じっくり並べて同じタイミングで観た事がないので自信を持って言う程のものではない。
同系統の映像作品だと何が一番好きなんだろうな。ああ、コブラがあったな。後発の作品で、恐らくは世界観のオマージュはありそうだが、そこよりもむしろ主人公のコブラのキャラクタが下手に変化球を付けずに王道をまっすぐ行っている感じで小気味良かった。これと同様の爽快感というのは、ドキドキプリキュアでも見られ、実際かなり上質であったが、ことプリキュアシリーズに関してはプリンセスプリキュアが現時点の最高峰と考えられる。同様の行動や能力があったとしても、性別や年齢による印象差が出て来るという好例であろう。
<出費>
交通費:520円 (琴似―250―さっぽろ 但しドニチカ切符を流用 札幌市営地下鉄)
飲食:280円(ソフトクリーム:カップ)
入場料:1,300円 (シネマフロンティア)
計:2,100円
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