思い立ったが随筆
日々思う由無事を書き連ねています。
月記帳 バックナンバー
2006
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2007
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2008
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2009
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2010
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2011
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2012
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2013
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2014
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2015
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2016
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2017
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2018
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2019
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2020
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2021
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2022
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2023
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
2023/9/26『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第173回 遺跡は良い席で見たい:丘珠縄文遺跡
2021年、北海道・北東北の縄文遺跡群が、世界遺産登録された。
稲作に向かなかった北海道は、弥生時代を経ず、縄文時代の文化様式を引き継いだと考えられている。その続縄文時代と呼ばれる時代は、古墳時代頃まで続き、その後、本州以南と交流しながらも独自文化を維持し、13世紀にはアイヌ文化の成立へ繋がっている。
というような事は、あまり意識していなかった。
縄文遺跡が文化遺産登録されたって、札幌駅の地下道(チカホ)で展示とかされてたなぁ、というぐらいである。
今月の行き先を大通情報ステーションのサイトを眺め探していたところ、丘珠縄文遺跡で「遺跡公開デー」をやっているとの情報を見かけた。
場所はええと……ああ、サッポロさとらんどか。
モエレ沼公園の隣りで、行った事はある。
その敷地内に、遺跡があるようだ。
地下鉄南北線? いや、東豊線から東へ少し行けば着くので、そこまで遠くはない。ドニチカ切符が使える土日祝日の地下鉄沿線は、ゼロ距離に近い。
行ってみるか。
スケジュールを確認したところ、丁度、元いた合唱団関係の飲み会とぶつかったので、ドニチカ切符も有効活用出来る。
ほんのり雨予報もあるが、夕方からのようだから、大丈夫だろう。
当日。
思ったより遅めに起きた。
出発が昼を回ってしまいそうだ。最終入場が14:30で、向こうに辿り着くのが14時前ぐらい。
どうするかやや迷ったが、「次の機会は来年」と自分に聞かせ、えいやと出発した。
なかなかどうも、腰が重くなっていけない。
地下鉄に揺られ、大通乗り換え。
ぼんやりして改札を出たので、上の通路を通って東豊線乗り場へ。
栄町の手前、新道東駅で下車。
地上のバス乗り場の待合室でバスを待つ。歩道を塞がないで、という注意書きが貼られている。雪の時期は厄介な雪山にでもなるのかしらん。
通常、バスはさとらんどの結構手前で降りるしかないのだが、シーズン中の昼間は駐車場まで行く路線がある。
歩けば良い、という程札幌郊外の尺は小さくないのだ。
乗り入れるなら是非とも利用したいところ。
この路線は、南北線の北34条から来るので、実は面倒な東豊線乗り換えは必要なかったが、何となく近い方が選択範囲が多い感じがするので敢えての新道東である。
こういうのは、旅でバスを使う時にはまあまあ必要な発想で、目標の便に乗り損ねた時などのリカバーがしやすくなる。出来るだけ近付いておけば、タクシーや最悪徒歩でも移動圏内になる事がある。
街中を抜け、玉葱畑などを通り、いかにも北海道的農業地帯になる。
程なく、モエレ沼公園の山が見え、そしてサッポロさとらんど到着。駐車場に設置されたバス停で降りた。
よし、到着。
13:50ぐらい。
慌てる事もないが、寄り道はせずに行こう。
さとらんどは、テーマパークというよりも大きい公園といった施設なので、入場料は発生しない。貸し自転車や巡回汽車などがあり、そこらで稼いでる感じか。
遺跡公開以外にも、催し物がやっている日なせいか、親子連れも多く賑やかだ。
前に来た時は、どこだったかな。なんか、子供達がぶよぶよしたものの上で跳ねているのは見た筈だが。
この前は自転車移動で、来る事だけが目的だったけれど、今日は少し視野が広いな。
※後からマップを見たら、前に来た時と完全に区画が違った。
園内マップを見てから、丘珠遺跡へ移動。
そこそこ距離はあるが、見える程度なので、慌てる事はない。
芝生を横切り、水のない川をまたぐ。
好きに入って遊べる芝生にしては、芝が厚くコンディションが良い。転がって遊ぶような年齢だと楽しそうだ。
近づいて来る遺跡は、無骨な工事用の柵に囲まれていた。
ほう、こういう風か。
係員の人が3人ぐらい、運動会的なテントの下で受付をしている。
そこで、パンフレットの他に、3種類選択式でノベルティを貰った。
絵はがきとクリアファイルともう1つ何か。
実用性のあるクリアファイルを選んだが、世界遺産登録記念で大量に作った余りとみた。
北海道〜東北のフルカラー遺跡写真が並び、きっちり作られてる感じだ。
誘導されて、遺跡内に入る。
遺跡というか、発掘現場だ。
すり鉢状と呼ぶには少々四角過ぎる窪みに降りる。
現在も発掘中の段階なので、大半がブルーシートに覆われ、現在発掘中の場所が少し露出して、その奥にいる係員の人が、細かく解説してくれた。
土が露出して、土器や矢尻を掘り出しかけの状態で、説明プレートまで付けてある親切設計だ。公開日は2日しかないけど、このためだけに用意してくれたのかしらん。
5分ほどの説明の後は、石器などを解説しているブースを少し覗き、遺跡を出た。
本来、見せる為の場所ではなく、ほとんどがブルーシートなので、ブルーシートマニアぐらいにしか需要はなかろう。
傍らに「体験学習館」があるので覗いてみる。
火起こし体験などもやっているようだが、ファミリー向けな上に帰る時間もあるので、早々に出た。
こっちには農作物、の、放置気味のヤツ。
折り返して、と。
ああ、馬ががおる、馬がおる。
こっちは牛だな。
で、そっちがミルク館。何かと思えば、サツラクの工場見学になっている。
サツラクは北海道の酪農専門の農協で、雪印の前身である北海道製酪販売組合から、戦後に分かれた存在。札幌の店頭で見かける感じとしては、タカナシみたいなものだ。年商は1/10だけど。
まだ時間は少々あるので見て行こう。
場末感のある階段を上がり、無人の入り口から入る。
解説ムービーの流れるスペースを抜け、撮影禁止エリアへ。
受付みたいなものはなく、ガラス越しで上から工場の工程が見えるようになっているだけ、という感じ。蕎麦屋で、見えるところで打つようになっている店と、コンセプトは一緒だな。
ほうほう、乳製品を作っておるわ。
プリンかな、あれは。冷却のケースを通ってる。
じっくり見ると何かしら出て来そうな気もするが、撮影禁止だし、まあさらりと見る程度。他の客が1、2組しかいないな。
コースも廊下1本でおしまい。
その後、入り口近くに戻り、さとらんどセンターに入る。
2階に、縄文時代に関わる展示室があった。
これ、体験学習館にあった方がバランス良いけど……まあ、あっちまで行く億劫さはあるか。発掘終わったら、向こうに行くモチベーションも薄まるし。
1階には学校の調理室のような部屋がいくつかあり、バター作り体験などの表示があった。イベント情報でいつも出て来るのはこれだな。自分独りなら体験してみたい気持ちはあるが、基本ファミリー向け企画には近寄るべきではないだろう。
その後15時過ぎのバスで、北34条駅経由で帰った。
一筆書きは基本。
尚、ドニチカ切符は520円で、地下鉄運賃は合計620円になるので、お得に見えるのだが、乗り継ぎ割引は80円にもなるため、他に地下鉄の利用予定がないドニチカ利用はしばしば損になる。
ただ、バス乗り継ぎは、JRなどが絡むと適用されなかったり、割引料金が少なかったり、イレギュラーがあるので、札幌に不案内ならドニチカ一択で良い。昔はバスと共通の1日券もあったが、今は廃止されている。ICカードのポイントバックも激減したし、何とも世知辛い。値上がりが景気上昇に繋がると良いが、税金や燃料費では生産性が薄いんだよなぁ。
<出費>
交通費:520円(琴似―330―新道東 北34条―290―琴似:定額 ドニチカ切符)
交通費:420円(新道東―210―サッポロさとらんど―210―北34条:北海道中央バス)
入場料:0円(サッポロさとらんど、丘珠縄文遺跡)
計:940円
思い立ったが随筆 トップへ
トップへ