思い立ったが随筆


 日々思う由無事を書き連ねています。



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2017/4/23 『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第96回 ことことこっとーじんこうちかん:第11回大生活骨董市 生活支援型文化施設コンカリーニョ


 札幌市のJR琴似駅の裏手には、レンガ造りの建物があり、その同じ敷地にこぢんまりとしたホールがある。
 そこで、定期的に骨董市が開かれているという。
 骨董と言えば、興味のある事谷の如し、部屋の中は骨董であふれ、口癖は「良い仕事してますね」または「借金のカタに貰いました」であるこのごんぱちが、行かぬ訳にはいかない(色々嘘)。

 ふむ、そんなのやってたのか。
 金土日とやってて、土曜は……12時から22時までか。なんだ、その時間設定。会社帰りの人とか? ひょっとしてそういうもんか? 骨董市ってのは。

 愛車ぽす太でJR琴似駅方面へ向かう。
 この前自転車屋に行ったら、心臓部(クランクとチェーンホイールの接続)に、ガタが来始めているとの見立てだそうで、ぼちぼち寿命も近いのかしらん。でも、自転車なんてのは各部の消耗で買い換えに至る感じなんだけど。乗った距離とか冬の寒さで金属が傷むとか、まあ、色々あるのかな。
 日記を辿ってみると、正確には、ぽす太は2007年12月頃の入手となっているので、ようやく10年になろうという辺りか。通勤距離が現在で片道9キロぐらい、神奈川にいた時で3キロぐらい。ざっくりと一日平均3キロぐらいは乗っていそうだから、これを計算して1万キロぐらいか。
 この距離や期間は多いのか少ないのか、寿命についての記事や話題を検索してみたが、長持ち自慢しか出て来ないので全く当てにならない。
 体重にもよるだろうし、乗り心地の問題もあろうし。

 さて、JR琴似駅に到着。
 駅の駐輪場に自転車を停め、会場のコンカリーニョへ歩く。意味はスペイン語で「愛を込めて」とかの意味らしい。メジャーになったら、ネーミングライツを売って、「イオン芸術劇場」とかにされるんだろうか。あのネーミングライツ販売って、商売のどんだけ上手いヤツが考えたんだろう。大学の入学式だかの時に行った厚生年金会館がニトリ文化ホールになっていた時には戸惑ったものだ。
 ふむ、ここはずっと素通りしてて、一度も意識して来た事なかったけど、うん、看板ある。こっちだな、奥へ曲がって……おお、あった、これだ。
 へえ……こんなとこにあったのか。
 まあ普通の多目的スペースな感じ。
 入り口から中へ。
 人がごちゃごちゃといる中で、古い物が広げられているスペースが一つ二つ三つ、たくさん。
 スペースとしての区切りはあまり明確ではなく、品物の種類が変わるから区切られていると分かる感じか。
 こっちはアクセサリー類、こっちは食器、こっちは玩具類、奥の方では甘酒? とかなんかそんな飲食物を少し売っている。
 んー。
 むー。
 んー。
 なるほど。

 ――どれ一つとして欲しくならない。

 実用品としては使えそうなものは特にないし、飾り物も基本必要としてない(今の部屋の場合、飾り物はポスターが二枚貼ってあるぐらいで、後は「使う物」と「捨ててない物」しかない)。何かビビビと来たフィギュアでもあれば飾っても良いかなと思っているけれど、今のところない。
 食器類とかはまあまあ好き嫌いはあるのだが、そんなに感受性が高い方ではないので、秘められた良さみたいなのは気付かない。その目で見たところでは、一つ100円はただの中古だし、一つ3000円はわざわざ買う程でも……となってしまう。
 後、店の人が近すぎるとか、他の客が多いとか、狭くて見にくいとか、色々。
 レンガ館の第二会場も見たが、同じような印象は変わらず。
 結局何を買う事もなく会場を後にし、駅前の文教堂やら何やら覗いてから帰った。

 後日、セカンドストリートに行った。やっぱり、自分にはこの辺が丁度良い。
 ちなみに買ったのは白無地バスタオル500円。北海道互光とか30周年記念とか文字が入っているが、むしろコストパフォーマンスの良さを予感させるので、気にしない。


<出費>
 なし


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