思い立ったが随筆
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2024/4/『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第180回 :緑が中央 豊平公園緑のセンター
春になり雪が概ね融けてきた。
保留にしていた春先に良さそうな場所へ行く事にする。
かなり前に存在は認識していたが、ずっと行かずにいた場所。
それが、「豊平公園緑のセンター」である。
前にしていた仕事で、花言葉のライティングがあり、少し本物の花も見ておきたいと思っていたが、案外札幌市内には多くはなく、目に付いたのがここだったのだ。
当日、例によって受診に合わせ、ドニチカ切符で大通から東豊線で、豊平公園駅へ。
……なんか、妙に多く人が降りるな。
って、ああ、ここ、きたえーるのある場所か。
かなり前に、駅は来てたな。
スピッツのコンサートだった気がするが。
今日は何なんだ? レバンガ? バスケットボールチームか。にしては、随分早くから並んでるな。
さて、こちらの目標はきたえーるではなく、隣接する豊平公園緑のセンターである。
地下鉄出口から左を向くと、見えた。
思った以上に近いな。
よし、入ろう。
中に入ると、ああ、花がいっぱいだ。
植物園……か?
値札付いてる。
あー、販売もする系の施設なのか。
なるほど。
今は春という事で、パンジー・ビオラ展をやっているところだった。
パンジーとビオラは、大きさの違いぐらいしか差が無く、差は曖昧になりつつあるというが、写真のイメージ以上にビオラは小さい品種あるな。これはスミレ感が強い。
こういうのが、実物を見る意味という気はする。
買いに来たのか、単に見に来たのか、客層は曖昧な感じ。
まあ、大きな花屋に近いよな。
そっちにはベンチがあり、休んでいる人もいるが狭いな。
外にも少し展示されているが、ごく小さい鉢植えや販売用苗が並んでいるだけで、屋外を利用して植えてある訳ではない。
さて階段で2階に上がる。
1階から2階は吹き抜けになっていて、半分ほどの面積の2階から1階が見下ろせる。
こちらには、トラノオやモンステラが飾られ、温室区画では南国系のサトイモ科の植物が育っている。
ふむふむ。
どれも鉢植えサイズなので、そこまで凄いインパクトはないが、入場無料だしふらりと寄るには丁度良いだろう。
花屋さんを冷やかすよりは、歓迎されそうだし。
よし、見終わった。
札幌に、本格的な植物園ってないのかねぇ。
北大植物園がかなり存在感あるから、そうでない規模のものはあまり作るモチベーションが湧かないのか、それとも北国なので、燃費的に育てにくいのか。
その後、公園の樹を軽く眺めて帰った。関東で育った身としては、白樺の林は、やっぱり不思議な風景だな。
<出費>
交通費:520円(琴似―250―大通 大通―250―豊平公園 豊平公園―290―琴似 ドニチカ切符:札幌市営地下鉄)
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