思い立ったが随筆


 日々思う由無事を書き連ねています。



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2020/4/30『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第132回 さんどのめしより:ことにサンド

 アマゾンとかの評判が良かったのでPS4版『第十三機兵防衛圏』をプレイ。

 ネタバレ気にせず書いておく。
 見たくない場合は読まずに。


−−ここから−−




 時系列が複数のキャラクタと回想が入り交じってごちゃごちゃしているので、一言で説明し難いが、

・最終的に街に怪獣が現れるので、少年少女をロボットに乗せて撃退しようぜ。結果的には集結したんだけど、どうしてこうなったでしょうか?

 という辺りの話が、各々のキャラクタ視点のショートシナリオで語られていく。



 謎解き部分については、これはキャラクタは動かすが正解以外の分岐はない一本道AVG。不正解の選択を選んだ場合も大体ループするだけで、詰まる部分はほとんどない。
 最終戦(実際には連戦)については、メニュー開かないと勝手に進むリアルタイムストラテジー系。ガンパレードマーチと画面的には似た印象。敵の数が極端に多くて範囲攻撃が多い辺りはちょっと違うか。

 で、要はほのめかしとミスリーディングが混じり、「え? どういうこと?」で先を気にさせつつ引っ張る方式。
 ゲームと言うより、小説や映画の楽しみ方と同じだと思えば良い。

 ので、これをゲームだと思うと、遊べる部分が少な過ぎる、物足りない作品。
 AVG部分は選択ではなく正解を探すだけの紙芝居になっている。
 ストラテジー部分は次々に湧く敵を潰して行くタワーディフェンス型なのだが、プレイ方法は戦術シミュレーション方式で、敵の湧き方も法則不明なところから始まる事がほとんどなので、右往左往するうちにとりあえず勝った、みたいになってカタルシスに欠ける。ステージが進んでも、固い敵や子供を産む敵が増えるぐらいで、がらりと戦術性が変わるとか、そういう目先が変わる事もない。


 さて、肝心のネタバレのストーリーの話。
 時代が固定されたタイムワープが出来る話かと思ったら、時系列的におかしくなるので平行世界っぽいと思ったら、宇宙船でそれぞれの時代を再現した区画という話でアイ・シティ(世代のやり直しみたいなのも含め)みたいなオチかと思ったら、宇宙船ではなくて地上のコロニーだと思ったら、バーチャル空間で、テラフォーミングされた新惑星に出る為の訓練期間というラスト・ハルマゲドン(新世界のために偽装された世界で新人類候補を訓練するという意味で)みたいなオチだったぜ!
 という感じ。
 タイムマシンのミスリーディングは良し。バーチャルオチは劇中劇オチに通じ、何でもアリになるので若干興醒めだが、実際に外宇宙まで来てたので良し。

 何かしら元ネタの影はあるものの、何だかんだでストーリーについては先が気になったし、そこそこ楽しめた。
 学生とかでプレイに注ぎ込める時間がお金よりずっと多い人については、フルプライスで買う事はお勧めしない。プレイ動画かノベライズで大体同じぐらいの体験になるかも。
 五点満点で☆3つぐらいか。



−−ここまで−−



 今月もコロナウイルス騒動の日々。
 感染については確率論だと思っているが、いざかかった時に「不用意に行動していた」として批判されるのも不本意なので、休日も出来る範囲で外出自粛っぽい動きになっている。実際のところ、独り身という一点で、感染リスクは他の社員より遙かに低いんだけども。
 さて、企画をお休みにするのも何だし、手近なところで何か初めての事はないかと考える。
 部屋から出ずにゲームや映画の類というのもなくはないが……いや、近場の店とかなんか。
 あ、あった。
 近所に食べ物屋があって、それが潰れてネパールのカレー屋みたいな店になって、やっぱりそれも潰れて、今はサンドイッチ屋になってるんだ。
 サンドイッチ屋のサンドイッチなるものが、パン屋のサンドイッチとどれだけ違うのか、一度食べてみたいとは思っていたんだ。
 イートインだと色々あろうが、持ち帰りで買う分には問題なかろう。
 締め切りが延びている確定申告書類を西郵便局で発送した後、折り返してやって来ました。

 その名も「ことにサンド」。

 地名をそのまま採用する大胆さに自信の程が窺える。
 開き戸を開けて店内へ。
 イートインスペースが左手にあって、奥にレジがある。
 サンドイッチ専門店というと、何となくオーダーに合わせて挟んでくれそうなサブウェイとかそんなイメージがあるが、そういう事ではなかった。
 レジの傍らにショーケースがあり、その場でパックに入ったサンドイッチを選ぶ方式。
 って、もうほとんどなくなってる。
 パック入りのサンドイッチのセットが二つ、三つ、それからクロワッサンのサンドイッチにフルーツサンド。
 前のお客さんが勝って、もうほとんどない。
 ええと、カツサンド系はあまりそそらないから、店名のことにサンドと、クロワッサンサンド、フルーツサンド。
 長居はせずに、家に帰った。

 さて、紅茶を湧かして食べるべし。
 ことにサンドは、分厚いベーコン入りのBLT。
 ふむ。
 ふむ。
 クロワッサンサンドはツナで。
 ふむふむ。
 フルーツサンドはクリームと苺と。
 うむ。
 ごちそうさま。

 んー、なんというか……パンが分厚すぎる。
 改めて店の情報を見ると「厚切りサンドイッチの店」とあるので、こっちが招かれざる客だった。
 パンが分厚いのが好みの人には良いのだろう。
 自分の感覚としては、パン部分が分厚いと食べ飽きてしまうのだが、これは好みや年齢なんかで違うのだろう。


 琴似の食べ物屋ネタで言うと、お肉屋さんのお弁当屋さんというキャッチコピーのミートハウスが閉店していた。
 入り口の真正面に柱があって、店内の様子が見えずに実に入りにくい印象だったのだが……撤収工事時になくなっていた。なんだ、柱じゃなかったのか。あれがなければ、もっと売れたろうに、なんであんなの付いてたんだろ。


 
<出費>
食費:ことにサンド、フルーツサンド、クロワッサンサンド 計:1,300円ぐらい


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