思い立ったが随筆

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    2025/5/30『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第193回 怖いのは停電だけ:ザ・ドリフターズ展 大丸札幌店

     先月、どこに行こうか探している最中に、ザ・ドリフターズ展が開催されているのに気付いた。
     ドリフと言えば、お茶の間に笑いをお届けした、昭和後期の笑いの王様のような存在だ。
     かくいう自分も、土曜は8時だよ全員集合を楽しみにし、ひょうきん族とどちらが良いか論じ、ドリフ大爆笑を楽しみ、加トちゃんケンちゃんごきげんテレビは「あんまり面白くねえな」と思い、バカ殿は特に観なかったぐらいにはドリフ世代だ。
     行こう行こう、行かねばならぬ。

     当日。
     5月2日、受診ついでに大丸へ。
     札幌駅の駅ビルとくっついたデパートで、駅の西側に位置する。
     これを反対側まで抜けると、北大通りにぶつかり、ヨドバシカメラが見える場所に来るので、通り道にされる事も多い店だ。
     今回は通り抜けずに、7階ホールへエレベーターで上がる。
     場所自体は初めてではなく、ピーナッツ展で来た筈だ。

     エレベーターから見える距離に、会場が作られていた。
     ああ、若い頃のドリフ5名の写真が仕切り壁にプリントされている。
     ……やっぱり5名なんだな。
     サブタイトルも「発掘! 5人の笑いと秘宝たち」だが、荒井注に触れないんじゃなかろうな。
     とりあえず、窓口でチケットを買う。
     入場料1200円。
     規模から言えば高いが、デパートを借りてやるものと考えれば相場ぐらいか。
     写真撮影可能な場所はあるが、動画撮影は禁止、といった説明を割と丁寧めにされる。

     中に入ると、開催の趣旨などの文面に、ドリフの映像が流れるモニタが並び、先に進むとドリフ年表が。
     荒井注もきちんと拾われているな。良かった良かった。手頃な集合写真がなかったのか「修学旅行を休んだ人」状態になっているが。
     高木ブーのギターと、いかりや長介のベースも飾られている。
     こっちは全員集合の法被か。
     OPのエンヤコラヤで着ていたヤツだ。
     出所も明記されているため、本物なんだろう。
     なるほど、こういう感じだったか。
     こちらは雷様の衣装か。
     ふむふむ。
     実物が見られるのは面白いな。
     実物が存在するコンテンツの強みとも言えるか。
     前に観たスパロボ展は、お粗末の一言だったものだ。
     こちらはバカ殿のアイテム類か。バカ殿の原寸大模型も作られている。人の顔は曖昧になりがちだが、志村けんは一目で分かるな。どうやら大分好きだったらしい。
     こっちの人形はコントで使われた小道具だろうか。戦争コントとかで出て来たタイプのものに見える。
     後は撮影スペースがあって、最後にタライがあって終わり。
     一斗缶も使ってた気がするが、それはなかったな。

     展示スペースの後はショップで、色々と物が売られていた。
     自覚的な大好き感はそこまででもないので、欲しいものも特にないなぁ。
     昔はかなり好きだったけど、面白いコントが好きなのであって、ドリフそのものが好きって訳ではないという辺りなのだろう。
     これは性格の話だろう。
     ハロー効果が限定的というか。今気に入っている作品の作者さんに会いたいかと言えば、特に会いたいとは思わない、そういった感覚だ。

     ショップを見終えて外に出た。
     実物も多く、思ったより見応えがあった。
     誰が見ても楽しいといったものではないが、ドリフターズ好きなら値段も手頃だろう。

    <出費>
    入場料:1,200円 交通費:500円(琴似―250―大通 さっぽろ―250―琴似:札幌市営地下鉄) 計:1,700円



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