思い立ったが随筆

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    2026/5/30『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第205回 ハムテルが勤めていたとか何とか:北海道知事公館

     5月に入って間もない連休の隙間。
     午前中に仕事が終わり、折角だから午後にどこか行こうかと考えた。
     連休イベントを検索したが、何度か行ったような花見イベントばかりだった。
     それなら、と、3月に目星を付けていたポケモン工芸展にしようと決め、北海道立近代美術館に行く事にした。

     活動のエネルギー補充がてら、昼食をやや多めに食べてから出発。
     ドニチカキップを買って少し大通で買い物でも、と思ったのだが、よく考えると今日はカレンダー上は平日なので、結局SAPICAで直行直帰にした。
     東西線1本で西18丁目駅に到着。
     ああ、看板が見えて来た。

     あ、知事公館が開いてる。

     北海道知事公館は、北海道立近代美術館のお隣の施設で、平日に一般開放されている。
     何年か前に存在に気づき、いつか行こうと思っていたが、中途半端な位置の上、途中下車しやすいドニチカキップが使える日は土日祝日なので、すれ違い続けていた。
     よし、行こう。
     無料だし。

     知事公館という響きが、勝手に入ってはいけなさそうだが、開いている門に「一般開放」の文字があるし、一般っぽい人が出入りしていたので、思い切って入る。
     敷地内は木々が多く、すぐ先に白壁に赤い柱、緑屋根の洋館が見えた。
     これが知事公館だな。
     古びているが、出窓も豪華な造りだ。
     庭だけのイメージだったが、建物内も見学出来るようなので、入ってみるか。

     玄関に入ると、職員さんがスリッパを出してくれて、来場者の属性を記入するように声をかけられた。
     随分丁寧だ。
     人員余ってるんだろうか。
     あんまり見学に来る人が多くもないんだろうな。
     自分でさえ、今の今まで来てなかった訳だし、観光ルートからも少しズレてそうだし。

     中は赤い絨毯で、道庁なんかと同じコンセプトの造りだ。豪華豪華。
     あちこちに美術品が飾られているが、三岸好太郎のミニ展示会「『好太郎の部屋』へようこそ」が開かれており、その展示品もあるようだ。
     食堂や応接間には豪華な椅子やテーブルがあり、2階の割と急な階段を上がると、大会議室があって歴代知事と見られる肖像画が並んでいる。
     こっちの応接室は、天井板がなくて山小屋っぽい。当時の知事が、昭和天皇に拝謁した部屋だそうな。
     こちらの展示室は、スポーツ関係の品が並んでいる。大鵬の手形もある、すげえ。なるほど、弟子屈生まれだから、北海道に縁があるのか。
     こちらは寝室で、昭和天皇が滞在時に利用したのだとか。結構狭い。
     見学出来ない区画には、事務室や厨房なんかがある。

     公館とは何ぞや、家みたいなものなのか、と、あまりピンと来なかったが、会議やったり応接したり、そういう知事が単体で仕事する時に使うオフィスという感じか。機密保護や安全などの意味で、人の出入りが多い道庁では限界もあろうしな。

     よし、建物は見終えた。
     裏手は芝生になっており、その先に木々が植えられている。
     屋外用の大きい芸術作品も2つばかりあるな。
     木々の間には小川も通っている。
     端的に言えば都会のオアシスってヤツだ。
     公園ほどベンチなどが充実している訳ではなく、あくまで庭園という感じだ。
     さて、こちらが他の出口か。
     この解説文によると、竪穴式住居跡もあって、残してあるのだとか。見た感じ、どれだか分からないが、見る人が見ると分かるんだろうか。

     その後、外をぐるりと回って、また西18丁目駅から帰った。
     雨予報だったが、降る前に帰れて良かった。

    <出費>
    交通費:500円(往復 琴似―250―西18丁目)


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