思い立ったが随筆
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2026/7/30『思えば遠くへ来た……のかなぁ』第207回 ちゃっぷい、ちゃっぷい、技術ぽちぃ:寒冷地土木研究所一般公開
金曜日、仕事も途切れていたので、どこか行けるところはないか探す。
ふうん、明日亜麻まつりってのをやるのか。
面白げではあるが、当別まで行ってそこからバス移動となると、少々重たさがあるな。
他に何か、地下鉄沿線で、入場無料で、普段は絶対に行かなかったりいけなかったりするような。
ハハハ! そんな都合が良いものがある訳が……!
という事で、国立研究開発法人 土木研究所 寒冷地土木研究所一般公開に行く事にした。
寒冷地土木研究所って一体何だか分かっていないが、地域住民に見せられる範囲の情報を開示し、怪しまれないようにするというのが一般公開の目的の1つだろうから、この無知状態が正に望まれるスタンスである筈なのだ、多分。
という事で、地下鉄の乗り込む。
大通で乗り換え、中の島駅で降りた。30分かからないぐらいの近場だ。
尚、中の島駅と中島公園駅は2駅ほど違う。
由来でいうと、鴨々川(現・創世川の一部)と豊平川に囲まれた地域を鴨々中島と呼び、その対岸を中の島と呼んだらしいので、中の島の方に島要素は薄いようだ。
とりあえず地上に出たが、適当に出たせいで方向が分からない。
地下鉄はこういうのがあるから、乗り慣れた路線でも気を抜けないものだ。
スマホで地図検索して……あった。
徒歩3分ぐらいで、寒冷地土木研究所に到着。
入り口が開いていて、一般公開のポスターも掲示されている。
人もぼちぼち入っている。
これなら入りやすい。
低層の建物が並ぶが、外から見ても何だか分からない。
研究所なのにパラボラアンテナも、びりびりが出る電極も、パリンと割れるバリアも張られていないのだから、怪しい事この上ない。一般公開もむべなるかな。
中に入ると、運動会のテントで受付が作られていた。
入場者属性を記入した後、見学のしおりを貰う。一緒に、アンケートや概要、涼しいところマップなんてものも入ってる。
クイズに答えると、綿菓子が貰える企画もやっているようだ。
あ、金あるな、ここ。
テントのブースが並んでいるので、早速覗いてみる。
田んぼのエビの話をしていた。こっちはなんだ、地質の話をやっている。
ふむふむ、道路点検の車両も展示されている。黄色くて、道路公団とかの車と同じルックスだな。
枝道に入ったところでは、車両を展示していた。ケーブル埋設のための作業車両との事で、巨大な丸ノコが付いたような形状のアームが付いている。
こっちでは液状化現象の実演。
見学者は、学生っぽい人もいる。
社会のカリキュラムに入れたりとかしてるんだろうか。ありそう。
それからこれは、ほう、道路の削れ方や耐久度の実験設備か。
自動車を固定して走らせるのか、それに相当する負荷をかけるのか、かなり大規模な装置だ。
研究車両を題材にしたトレーディングカードも作られているようで、各所で無料配布になっている。記念に1枚だけ貰っておいた。
建物の中は……あれ、さっき開いてたところが閉まってる。あ、こっちは開いてるか。
ふむふむ、風洞実験みたいな装置で、吹雪から道路をどう守るか、という実演をしている。
神恵内方面に行く時、こんな塀を見たが、そうか風雪を直接防ぐのではなく、風の流れをコントロールして雪を飛ばす構造なのか。
ここがどういう研究所なのか、何となく掴めてきた気がするな。
川向かいの施設は何だろう。
入ってみると、プールが作られた、波と堤防の実験場だった。
水があると何か良いね。
均等な波、不均等な波、それから津波、それぞれが堤防でどう防げるのか、防げないのかを実演してくれた。
先日の自衛隊でも思ったが、ここでも人が多く配置されてるな。
パネル展示も、ブースそれぞれに人が待ち構えていて、少々入りにくいぐらいだ。
で、この感じ何かに似ていると思ったが、学会だな。
学生時代、学部を会場に開いた学会がこんな感じだった気がする。
一通り見終え、研究所を後にした。
なるほど、土木工事の施工法などの検証や、事故に備えた調査などを、寒冷地特有の要素を重点にやっているところな訳だな。
普段触れるものの延長線や内側などに辿り着ける展示で、なかなか見応えがあった。
<出費>
交通費:580円(往復 琴似―中の島:札幌市営地下鉄)
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